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2025年1月期、軽自動車の車名別ランキング

全国軽自動車協会連合会は、2025年1月期における軽自動車新車販売の車名別ランキングを発表した。

【画像】首位を追走するスペーシアに追加されたギア 全34枚

2025年1月期 軽自動車通称名別新車販売トップ10

1位 ホンダNボックス:1万6394台
2位 スズキ・スペーシア:1万4885台
3位 ダイハツ・タント:1万1977台
4位 ダイハツ・ムーヴ:8247台
5位 スズキ・ハスラー:7724台
6位 日産ルークス:6613台
7位 スズキ・ワゴンR:5692台
8位 ダイハツ・タフト5255台
9位 スズキ・アルト:4913
10位 ダイハツ・ミラ:4570台

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首位を追走するスペーシアに追加されたギア。    内田俊一

2025年1月期の軽自動車の車名別ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比6.0%減ながら1万6394台を売り上げて、8カ月連続でのトップに輝く。

続く第2位には、2024年9月にアクティブ志向のギアを追加設定したスズキ・スペーシアが同31.5%増の1万4885台を達成して位置。トップのホンダNボックスの差は、前月の2306台から1509台へと大幅に縮まった。

第3位には2024年10月に一部改良を実施するとともに生産・出荷を本格再開したダイハツ・タントが同147.0%増の1万1977台を記録して入り、前月と同じくスーパーハイトワゴンがトップ3を占める。

また、第4位には生産・出荷を本格再開したダイハツ・ムーヴが同215.9%増の8247台を達成して1ランクアップを果たし、対して前月第4位のスズキ・ハスラーは同5.9%減の7724台にとどまって第5位にダウンした。

注目モデルの動き

注目モデルの動きを見ていこう。2024年11月に仕様変更を図るとともに生産・出荷を本格再開させたダイハツ・タフトは、前年同月比158.2%増の5255台を達成。

一方、三菱デリカミニは新車効果に陰りが出てきたようで、eKとの合算で同21.1%減の4079台と低迷し、トップ10から陥落する。

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首位を追走するスペーシアに追加されたギア    内田俊一

また、軽EVのカテゴリーでは日産サクラが同1.1%減の2289台、三菱eKクロスEVが同5.1%減の260台と苦戦。2024年10月にEVモデルのe:を発売したホンダNバンも、既存モデルと合わせて同4.6%減の2533台と伸び悩む。

対して、軽EVバンの三菱ミニキャブEVは同278.7%増の905台と好セールスを継続した。さらに、2024年11月に商品改良を実施するとともに生産・出荷を本格再開させたダイハツ・ハイゼット カーゴ/アトレーは同104.5%増の7386台を達成。

そして、2024年12月に安全性能の向上を図ると同時に生産・出荷を本格再開させたダイハツ・コペンは同299.0%増の403台を成し遂げた。

なお、登録車と軽自動車を合わせた2025年1月期の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが4カ月ぶりの首位に立ち、前月首位のトヨタヤリスは第2位にダウン。以降はスズキ・スペーシアトヨタ・カローラダイハツ・タントの順で続く。月間販売台数1万台超えは、前月から1車種増えて5車種となった。


【スペーシアが猛追】2025年1月期 軽自動車新車販売車名別ランキング トップはNボックス