2024年12月13日より、ABEMAにて今を生きる女性の“幸せ”を、MEGUMI剛力彩芽・ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち』がスタート。“ダマってられないおんな”とは、他者に物申すわけではなく、思わずおしゃべりが止まらなくなる状態のこと。当番組はさまざまな女性の人生観に触れ、自分自身の価値観と照らし合わせるなかで、“女性の幸せ”について考えていく。

【写真】人気ネイルサロン経営者として活躍し、3児の母として子育てにも勤しむ小森純の現在

 本稿では、第8回の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム

 今回はペニーオークションを用いたステマ騒動で芸能活動を自粛してから13年経ったいま、ネイリストとして活躍する小森純に密着。現在、小森はネイルサロンを2店舗経営中。ギャルモデルとして活動していたころ、超多忙で、「自分がいま、何の商品のイメージモデルをやらせていただいているのかも分からない。何をプロデュースしていたかも分からない。何も把握していなかった」状態になったことを反省している小森は、「自分が見れる範囲しかやりたくない」と決意し、経営者ながら店舗に立って接客も行っている。ちなみに、1ヶ月先まで予約が埋まっている人気ネイリストらしい。

 小森のネイルが人気な理由を常連客に聞くと、「施術が本当に早いし、うまい!」と絶賛の声が返ってきた。こんもりとしたふくらみが特徴的な“小森純ネイル”は、お客さんの手のひらを返して塗っているようだ。そうすると、重力の影響でネイル液が下がり、ナチュラルな膨らみになるらしい。小森はこのテクニックを「菜箸で勉強した」と振り返る。

 ペニオク騒動以前の小森は、ギャルモデルのパイオニアとしてバラエティ番組に引っ張りだこ。MEGUMIが「全部(の番組に)出てたよね?」と言うほど、テレビ業界で欠かせない存在だった。しかし、2012年のペニオク騒動を機に、芸能活動ができない状態に。当時のことを、小森は「わたしだけが寝れてない、わたしだけが疲れてる、わたしだけが喋ってる、わたしだけが気を遣ってる。自分ばっか! と勘違いしていた」と後悔しているらしい。「自分がいけないよね。人に任せている自分のせい。騒動を起こしたことを、絶対に忘れずにしっかりと心にちゃんと留めて(生きていきたい)」と決意を新たにしていた。

 ちなみに、小森はペニオク騒動の1年前、元モデルで現在は自動車販売会社を経営している今井諒と結婚。炎上したときは、「迷惑をかけるから」と離婚を考えたようだが、今井は「する意味なくない? ここからやっと普通の家族になるのに、今じゃなくない? だって、芸能人やってなければ死んじゃうわけじゃないじゃん」と思っていたらしく、「芸能人辞めても、どうせなんかやるんだろうし、やれる力はあるから。悲観的な未来なんてまったく思ってなかった」と小森の力を信じていたようだ。この今井の言葉に、スタジオは絶賛の嵐。MEGUMIは「素晴らしいご主人じゃん!」とコメントしていた。

 番組の後半では、『ジャングル東京』に所属するキャバ嬢・きほに密着。きほは、出勤は月に数回にもかかわらず、月間売り上げは2億円。『ジャングル東京』歴代最高額を叩き出している人気キャバ嬢だ。キャバ嬢といえば、男性客が多い印象があるが、きほの場合は女性客がとにかく多く、ファンミーティングには女性ファンが集結するらしい。

 順風満帆に見えるきほだが、かつては容姿や体型へのコンプレックスから、過食嘔吐を繰り返していたこともあったようだ。そんなきほのコンプレックスを払拭したきっかけは、カナダ留学に行ったこと。「(カナダの人たちは)誰も見た目を気にしないんですよ。太っていても、痩せていても、その人はその人って感じだから。自分のこと好きな理由って、顔が可愛いとかじゃなく、やるべきことをちゃんとやれるとか、自分との約束を守ったとか、そういうときに自信が持てる(ようになるんだと思う)」と語り、「人と比べるのではなく、自分なりの美を磨こう」というマインドに変わったと明かしてくれた。

 また、VTRの合間には、ゲストの藤田ニコル横山由依が、結婚生活について語る場面も。「結婚してみてどうですか?」と聞かれた藤田は、「もともと一緒に住んでいたのもあって、そんなに生活は変わらない。でも、苗字が変わったことがいちばん助かってますね。病院で『藤田ニコルさん』と呼ばれていたのが、『稲葉さん』と呼ばれるようになったので、バレずにすむ」と回答。昨年の12月に純烈・後上翔太との結婚を発表したばかりの横山は、「結婚してから、カウンターのお店に行けたり、100円均一ショップに2人で行けたり(できるようになった)。日常を2人で過ごせるのがすごい楽しいですね。自炊の量を、どのくらいにしたらいいのか考えるのも楽しいです」と惚気ていた。

(文=菜本かな)

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