
2025年2月現在も連載中の「感情を殺して生きた日々」はReina(@Reina770)さんの幼少期の体験談を基に描かれた作品だ。現在は幸せな日々を過ごしているが、両親の離婚や再婚で複雑な家庭環境で育ち、その幼少期は想像を絶する。今回は著者に本作を描いたきっかけや過去との向き合い方などについてインタビューした。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。
幼少期に義父から壮絶な虐待を受けていたReinaさんは、社会人になって自分や人に興味や関心がなかったという。「周りにいる人たちを傷つけている」と指摘を受けることもあり、生きづらさを感じるようになっていった。本作はそんな自分と向き合うためにも描こうと決めたという。
子どものころから大人の顔色を伺うことが当たり前で、今でも人の顔色を気にしてしまうという。だいぶマシになったようだが、「大人になってからもすごく苦しみました」と明かす。
幼少期にお母さんが再婚したが、現在も実のお父さんとは会う機会があるという。けれど、義父の連絡先は知らず、Reinaさんは今でも亡くなった弟の年忌法要のときに会うくらいだと話す。
現在はすてきなパートナーと結婚して幸せな家庭を築いているReinaさんだが、これまで自身の過去と向き合うために生きづらいと感じる問題点を書き出してきたという。「なぜ自分がそう思ったのか」「いつからのトラウマなのか」などを見つめ直し、パートナーに相談しながら今も丁寧に向き合っているようだ。
壮絶な時期を乗り越えたReinaさんの言葉には、どこか説得力がある。SNSやブログではそのほかの作品も投稿されているので、気になる方はぜひ一度読んでほしい!
取材協力:Reina(@Reina770)

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