川口春奈が主演を務め、SixTONES・松村北斗が出演するドラマ「アンサンブル」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系TVerHuluにて配信)の第4話が2月8日に放送。真戸原の元カノが登場し、瀬奈と真戸原がすれ違ってしまう展開が描かれ、視聴者から「目が離せない(笑)」といった感想が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】真戸原(松村北斗)の家に泊まることになった瀬奈(川口春奈)

■正反対の二人が織り成す“リーガルラブストーリー”

小山瀬奈(川口)は、恋愛トラブルの案件を多く扱う女性弁護士。自身のある過去のトラウマと、男女トラブルばかりを目にする日々から、「恋愛はコスパタイパが悪い」と思っている“現実主義”者。そんな瀬奈の前に突然現れたのは、愛や真心を信じる“理想主義”者の新人弁護士・真戸原優(松村)。

そんな正反対の二人がバディとなり、恋愛トラブル裁判に挑むことに。「リアルな恋愛に、夢みたいな理想を持ち込まないで」。二人は法廷中を巻き込みながら、とことん意見を戦わせていく。すると、なぜか恋愛トラブルは最高の形で解決することに。そして、裁判を通して互いを理解した二人は、次第に近づいていく。しかし、瀬奈の抱えるトラウマや元恋人、それぞれの家族が、二人の恋の邪魔をする。明るくてちょっと切ないリーガルラブストーリー。

■瀬奈に思わず告白する真戸原

瀬奈と真戸原は、ストーカーの佐竹(西山潤)に連れ去られそうになった凛(香音)を間一髪で救出する。警察への相談を勧めるが、凛はなぜか拒否。瀬奈は佐竹に弱みを握られていると疑い、こずえ(長濱ねる)に協力を依頼する。こずえが凛のアルバイト先のガールズバーに客として訪れると、佐竹が元客であり、着替え中の盗撮写真で凛を脅していることが判明する。

瀬奈と真戸原は佐竹と話をつけるためアパート前で張り込むことに。瀬奈がアパートから出てきた佐竹を問い詰めると、佐竹は「説明するからトラックに乗れ」と言い、瀬奈を連れ出してしまう。瀬奈が消えたことで、佐竹に連れ去られたと勘違いした真戸原。一方、トラックの中で瀬奈が凛を脅している理由を問うと、佐竹は凛に一方的に別れを告げられ、話し合いたかっただけだと語る。その事実を知った瀬奈は凛も呼び出して話し合いをさせ、無事に和解するのだった。

凛のストーカー問題が解決した矢先、突然、宇井がたかなし法律事務所を訪れる。自身が経営する会社と旅行会社、旅館の契約締結のため、瀬奈に一泊二日の同行をお願いしたいという依頼だった。突然の申し出に戸惑いつつも、仕事と割り切って承諾する瀬奈。しかし、それを聞いた真戸原は不安を募らせる。

後日、瀬奈はストーカートラブル解決のお礼として真戸原家に招かれる。そこには、たかなし法律事務所の面々や真戸原の大学時代の友人たちも集まっていた。瀬奈は凛と打ち解け、料理を手伝うなど家族にもなじんでいく。しかし、和やかな雰囲気の中、真戸原の大学時代の友人・可奈子(横田真悠)が訪れる。和夫(光石研)や有紀(八木亜希子)は歓迎するが、可奈子は瀬奈と目が合うなり「邪魔したら悪いから」と言い、すぐに帰ってしまう。

食事後、瀬奈を送る真戸原は、宇井との同行をやめてほしいと本音を漏らす。自然と距離が縮まり、思わず「好きです」と告白する真戸原。突然の告白に瀬奈が戸惑っていると、忘れたスマホを届けに凛が走ってくる。その後、凛の誘いで真戸原家で飲み直すことに。

■元恋人とのつながりが絶てず、すれ違う瀬奈と真戸原

真戸原らと飲み直した流れで真戸原家に泊まることになった瀬奈。真戸原含む真戸原家と5人横並びで寝る中、真戸原の隣に戸惑いながらも横になる。なかなか寝られない瀬奈と真戸原は互いに手を重ね合い距離が縮まる。

しかし、突然過去がフラッシュバックして不安になった真戸原は手を離してしまう。すると「可奈子」からの電話が鳴り、瀬奈は動揺。電話を終えた真戸原が戻るも、瀬奈は咄嗟に寝たふりをする。そのまま部屋を出て行った真戸原。可奈子のもとへ向かったと察した瀬奈はショックを受ける。朝になっても真戸原は戻らず、瀬奈はモヤモヤしたまま帰宅するのだった。

後日、事務所で顔を合わせた瀬奈と真戸原は、どこか気まずい雰囲気に。真戸原は、体調を崩していた可奈子を朝まで看病していたと説明し、瀬奈に謝罪する。しかし、その中で可奈子がただの友人ではなく元恋人だったことが判明し、瀬奈はショックを受ける。一方の瀬奈も宇井との同行の話が進み、気持ちがすれ違ってしまう二人。

モヤモヤを抱えたまま宇井との出張当日を迎える瀬奈。契約は無事に締結し、旅館で二人きりに。そこで宇井は、娘・咲良が実は兄の子であり、8年前に亡き兄に代わって育てることを決めたと明かす。瀬奈の将来を思い、咲良の存在を隠したまま別れていたのだった。

突然の別れの理由を知った瀬奈は困惑しつつも、「話してくれてありがとう」と宇井の決断を受け入れる。過去の良い思い出として消化できた瀬奈だったが、瀬奈とは対照的に後悔が募る宇井は「家族になりたい」と復縁を申し出る。

瀬奈と真戸原が近づきつつもすれ違ってしまう展開が描かれた第4話に、視聴者からは「幸せになってほしいなぁ」「目が離せない(笑)」「真戸原くんの過去に何があったの」といったコメントが相次いでいる。

「アンサンブル」第4話より/(C)日テレ