
2025年2月10日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。
2月10日の日経平均株価は方向感乏しく、前営業日終値をはさんでもみ合い、前日比14.15円高の38,801.17円と小幅に反発して取引を終えました。前週末の米株安やトランプ米政権の関税政策に対する懸念を背景に、日経平均株価は朝方下げて始まりました。しかし、先週7日に実施された石破茂首相とトランプ米大統領による日米首脳会談は「無難に通過した」との見方が多く、過度な警戒感が後退したことに加えて、相次ぐ決算発表を受けて好業績企業に物色の動きが強まるなか、指数は底堅い動きをみせています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが120銘柄、値下がりが104銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、太陽誘電〈6976〉、TDK〈6762〉、フジクラ〈5803〉、信越化学工業〈4063〉、東京エレクトロン〈8035〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、第一三共〈4568〉、テルモ〈4543〉、ソニー〈6758〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億9,400万株、売買代金は4兆2,299.80億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、パルプ・紙、鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品、海運業などが上昇した一方、卸売業、繊維製品、不動産業、銀行業、医薬品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がジャパンインベストメントアドバイザー〈7172〉で+300円(+24.59%)の1,520円、2位がディー・エヌ・エー〈2432 〉で+700円(+23.09%)の3,732円、3位が太陽誘電〈6976〉で+500円(+22.05%)の2,768円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が鳥居薬品〈4551〉で-855円(-17.00%)の4,175円、2位がサンウェルズ〈9229〉で-100円(-14.81%)の575円、3位がメガチップス〈6875〉で-845円(-14.70%)の4,905円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは37銘柄、年初来安値を更新したのは24銘柄でした。

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