
ウクライナのオデッサ動物園では、毎年バレンタインデーの時期、らぶりんちょなナイスカップルをいくつか選出し、FacebookとInstagramから一般投票してもらい、その年の「ベストカップル賞」を決めるイベントを行っている。
そして2025年、選出された9組の中から、ナンバーワンに輝いたのは、羊と猫の異種カップルだ。
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2025年、ベストカップル賞に輝いた羊と猫
ウクライナ南部、黒海に面した都市、オデッサにあるオデッサ動物園[https://www.zoo.ua/]は、1938年に開園した。開園当時、ウクライナはソビエト連邦(現ロシア)の一部で、地域の生態系や野生生物の保護、教育、研究を目的として設立された。
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ロシアの侵攻開始後、一時閉鎖となった時期もあったが、園内では、絶滅危惧種を含む多様な動物たちが暮らしており、保護活動にも力を入れている。
オデッサ動物園では、10年以上にわたり、バレンタインデーの時期、ベストカップルを、選んでもらうコンテストを「ベストカップル賞」を開催している。
今年は、キツネザルやトラ、ヤマアラシなど9組の仲良しさんたちが選出され、その中からFacebookやInstagramで投票が行われた。
そして栄えあるナンバーワン、「ベストカップル賞」に選ばれたのは、羊のバケルと猫のマサジクの異種カップルだ。
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猫のマサジクは、ウクライナ語で「マッサージ師」と言う意味で、羊のバケルの背に乗ってふみふみ、もみもみとマッサージしている姿をよく見かけるという。
昨年のカップルは羊同士のカップルだったが、この2匹は園内でとても仲良しで、異種カップルながら優勝に輝いたようだ。
このカップルは、2月14日に正式に「今年のベストカップル」の称号を授与された。異種同士仲良くしてるのって、やっぱ和むよね。猫と羊というのがまた良い。
猫にとっては羊はウール100%の心地の良い毛布のようだし、羊にとって猫のマッサージは気持ちがよいのかもしれない。
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追記:(2025/02/16)本文を一部訂正しました。
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