
今年のバレンタイン、筆者の住む地域は稀に見る大雪で、市内なんだけど、チョコレートは相手先に配達してもらった。だからあまり大口は叩けない。というか、そもそも、50年ほど前に製菓会社の肝いりで始まったバレンタインは、もう消え時かも。300円ほどのチョコレートなどはスーパーにおいてあるが、もうチョコレートで恋心を伝える時代ではなくなったようだ。自分へのご褒美にGodivaなど高級チョコレートを大量にお買いになる年配の女性を見かける。
会ったことも見たこともない人に、LINEを通してプレゼントを贈れることを知った時はたまげた。最近は、ネットのショッピング系で、お相手の住所がわからなくっても贈ることができますとテロップが流れる。知ってる人ならまだしも、ストーカーもどきからきたら気持ち悪い。ましてや知らない人からのネットプレゼント、知っててもそれほどの関係じゃない人から高価なものが届いたら、受け取れない。 まるで、バブルのころのプレゼントはオープンハートに決めていて、もらった尻から質屋に売却女が浮かんだ。
日本ではまだ抵抗があるのに、韓国ではモバイルで贈り物がブームだ。日本円にして万円を越えるお値段のプレゼントがどんどん贈られていく。170万円のイタリアブランドのジャケットがネット上で贈られていった。受け取った人は喜んだんだろうか。
ダイヤモンドなどの高級アクセサリー、プレミアム家電、ゴルフバック、ゴルフウエア。客層は、30~40代。20代はスタバの1ドリンクチケットを贈る余裕もない。
会って渡すことが、会話的に面倒だというものもある。返されたら困る。とりあえず贈っておけば受け取るだろう。
韓国の各企業は、いろんなセールを企画して、この分野はこの不況下で唯一儲かっていきそうだ。 オマエのものはオレのもの オレのものはオレのものの朝鮮民族。もらって当たり前なんだろうな。日本の謙虚さを永久に学ぶことはない。

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