サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけし2月16日、都内で行われた「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」完成披露試写会に鈴鹿央士、藤本美貴寺本幸代監督と共に出席。伊達が本作の収録に苦戦したことを明かした。

【写真】ドラえもんたちもそろって登場

■伊達みきお、「ドラえもん」声優は「夢のよう」

本作は「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品。ドラえもんたちがひみつ道具の“はいりこみライト”を使い、絵の中の世界へ飛び込み、その先に広がる壮大な中世ヨーロッパの世界で大冒険を繰り広げる。絵の中で出会う仲間たちとともに、ドラえもんのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーとなっている。

鈴鹿は本作のオリジナルキャラクターで、絵の中にある国“アートリア公国”の美術商人・パル役を、藤本はアートリア公国の王妃役を、伊達はアートリア公国の王役を、富澤がワイドショーに出演する評論家役を演じる。

伊達は「ドラえもん」声優を務めることに関して「本当に光栄でした。映画館で初めて見た映画が『のび太の恐竜』だったんです」と喜び。「そのドラえもんのシリーズに出させていただけるっていのは、本当に夢のよう」と口にし「娘がいるんですけど、本当に誇らしいですね」と声を弾ませた。

■伊達みきお、収録に苦戦「7時間かかった」

その一方で伊達は「ただ、ものすごい難しかった」と打ち明け「ミキティも同じくらいのせりふ量ですか? どれくらいかかりました?」と藤本に質問。藤本は「1時間ちょっとくらい」とだったそうだが、伊達は「7時間かかった」と明かした。

伊達は「最後まで収録して、もう1回最初から聞いたら全然違ったんです、声色が。『もう1回撮り直しましょう』みたいな」と収録を回顧。伊達は「そんなことも考えずに見てください。『こいつ、7時間かかったんだ』とか」とアピールし、藤本は「でも完成はとても素敵でした」と称えた。

伊達は「終わったとき誰も笑ってなかった」と明かし「夜11時半までかかった」と告白。ドラえもんに「ドラえもんごめんね、時間かかって」と謝ると、ドラえもんは「とんでもないです。いっぱいおいしいもの食べに行きましょう。カロリー気にせずね」と反応していた。

富澤は「最初、『ドラえもんの声優決まりました』って言われたので、『俺がドラえもんやるの!?』って」と明かし会場の笑いを誘う。富澤も「のび太の恐竜」を見ていたと明かし「俺たちが声優ですから…すごい感激しました」と語った。

◆取材・文=山田果奈映

伊達みきおが「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」完成披露試写会に登壇/撮影=山田果奈映