
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが16日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』完成披露試写会に鈴鹿央士、藤本美貴、寺本幸代監督と共に出席。収録の裏話を明かした。
【写真】仲良し感たっぷり そろって登壇したサンドウィッチマン
『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品となる本作は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界が舞台の物語。ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み大冒険を繰り広げる。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリー。伊達はアートリア公国の王役を、富澤がワイドショーに出演する評論家役を演じる。
ドラえもんたちも登場し、和やかな雰囲気で始まった舞台あいさつ。作品について伊達は「楽しい映画です。毎年『ドラえもん』って素晴らしい映画ができてるんですけど、やっぱり友達の大切さですとか、絆みたいなものが描かれる」と説明し「そういう意味でもやっぱり友達大事にしましょうね。子どもたち、わかった? 大人もそうですよ!」と観客に投げかけた。するとジャイアンは「みんな心の友だもんな」とうなずいていた。
声優が決まったときの気持ちを伊達は「本当に光栄でした。映画館で初めて見た映画が『のび太の恐竜』だったんです」と明かし「そのドラえもんのシリーズに出させていただけるっていのは、本当に夢のよう。娘がいるんですけど、本当に誇らしいですね」としみじみ。その上で伊達は「ただ、ものすごい難しかった」と告白し「ミキティも同じくらいのせりふ量ですか? どれくらいかかりました? 時間」と藤本に質問。藤本が「1時間ちょっとくらいです」と答えると、伊達は「僕7時間かかった」と打ち明けた。
伊達は「何があったんでしょうね」と口にし「最後まで収録して、もう1回最初から聞いたら全然違ったんです、声色が。『もう1回撮り直しましょう』みたいな」と収録の裏話を披露。藤本は「でも完成はとても素敵でした」と口にし、ジャイアンは「2回撮ったかいがあったね」と反応した。
伊達が「ドラえもんごめんね、時間かかって」とドラえもんに謝ると、ドラえもんは「とんでもないです。いっぱいおいしいもの食べに行きましょう。カロリー気にせずね!」と誘っていた。
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は、3月7日公開。

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