
歴史上の出来事を“現代のニュース番組”のように仕立てた動画が、YouTubeで「いつもながら秀逸すぎて……w」「だめだ、目撃者の証言で笑ってしまった」などと反響を呼んでいます。
●ユニークな歴史のパロディーネタ
投稿者は、歴史のパロディー作品を手掛けているクリエイター・スエヒロさん。「【一体誰が…】関ケ原の戦い前にかかってくる勧誘電話」「徳川綱吉が『生類憐みの令』を強要するパワハラ音声流出」など、現代の報道番組をイメージして、教科書に出てくるような歴史の出来事をまとめた映像コンテンツを制作しています。
●矢を放つ源氏関係者
今回は、「【危険行為】源氏と平氏が揉めていた当時のニュース映像」と題して、平安時代末期に讃岐国屋島で行われた“屋島の戦い”を紹介しています。那須与一が扇の的を射抜いたエピソードで知られる有名な合戦です。
どこかで見たような画面構成と、それっぽいBGMが流れる映像を背景に、キャスターは「讃岐国屋島から『舟に向かって矢を放っている男がいる』と通報がありました」と、当局に通報があった当時の状況を伝えています。
「平氏の舟に取り付けられた的に向かって、源氏関係者と見られる男が矢を放った」と“平氏関係者”による証言、SNSに投稿された“矢を放ったとされる男”の姿を紹介するなど、まるで現代の報道番組のようですね。
さらに、目撃者の証言として「まわりも『射抜けるもんなら射抜いてみろ』みたいなヤジも結構飛んでて」と現場が興奮状態にあったことや、「源氏の人も平氏の人も『えー、あぶなーい』みたいな感じで」と矢が放たれた直後の状況も伝えています。源氏も平氏もギャルみたいな反応で笑ってしまう。
秀逸なパロディーに、YouTubeのコメントには「ニュースにするだけでこんな面白いの最高すぎる」「源氏関係者とかいうここでしか聞かないワード」「N須Y一氏『挑発してきたのは平氏』」「現場にいました 鏑矢だったんで結構目立ってましたよ」「こんなニュースよりまず年貢を下げてくれ」など反応が寄せられています。

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