Fixstarsの100%子会社で量⼦コンピューティングクラウド事業を手掛けるFixstars Amplifyは2月18日、同社が運営する量子コンピューティングクラウドサービス「Fixstars Amplify」において、ベンダ各社と個別にマシン利用契約を行うことなく利用できる標準マシンとして、富士通の「Fujitsu Computing as a Service Digital Annealer(デジタルアニーラ)」を追加し、「Fixstars Amplify 富士通デジタルアニーラオプション」として提供を開始したことを発表した。

Fixstars Amplifyは、組み合わせ最適化問題を解決するシステムを開発・運用できるクラウドサービスで、従来型コンピュータ量子コンピュータの両方を同様に使える互換性と、汎用性の高いアプリケーションを簡単に開発できるSDK(Software Development Kit)を特徴とし、組み合わせ最適化問題に特化したさまざまな量子アニーリング・イジングマシンや数理最適化ソルバー、ゲート式量子コンピュータなどを、それぞれの専門知識がなくてもクラウド環境で手軽に利用することを可能としている。

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(小林行雄)

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