中国のポータルサイト「捜狐」は3日、「在日外国人の疑惑:日本の映画館では笑い声を出してはいけないのか?」と題する記事を掲載した。

 このところ、中国人の日本に対する関心が高まっている。彼らにとって日本は先進国であり、日本人は「民度が高く、礼儀正しく、勤勉で真面目」である一方、「歴史上の罪を認めようとせず、謝罪もしない」など許せない点もあるなど、日本は多くの矛盾を内包する「注目せざるをえない隣国」だ。

 記事は、日本のQ&AサイトのOKWaveが2月に掲載した文章をもとにしたもので、「現在も中国人読者に紹介される価値あり」と判断しての掲載と考えられる。

 記事はまず、「カナダ人の疑問」として、日本で映画を見た際に「つい大きな声で笑ったら、周りの人からビックリした顔で見られてしまいました。(中略)日本ではいけないことなのでしょうか?」と紹介。

 記事は同疑問に対して「日本人の行動方式と習慣に関係しているのでしょう。一般的に日本人は何をするにも、他人に迷惑をかけないことを、まず考えます。映画館で笑い声を出せば、集中して見ている人の邪魔になるので、原則的なルールへの違反と考えます」、「爆笑シーンだったら日本人も笑います。(中略)場内の雰囲気で判断するということです」説明した。

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◆解説◆

 映画上映やコンサートなどの場で、日本人は「非常に行儀がよい」とされる。例えば、欧米でも“上品な客”が集まるとされるクラシック音楽の演奏会だが、日本の聴衆のマナーは特筆もので、「人がぎっしりと入っているのに、物音ひとつしない」と、感動する外国人音楽家も珍しくない。ただし「演奏が終わるまで聴衆が演奏に納得しているのかどうか分からないので不安だ」と述べる音楽家もいる。

 中国人の聴衆/観衆は一般的に言って行儀がよくない。ポップス系のコンサートでは、携帯で出演者の写真を撮りまくる現象も目立つ。あまりにも多くの人が撮影するので、主催側も制止をあきらめる場合があるようだ。

 中国の場合、パフォーマンスが気に食わないと客席での話し声が大きくなったり、ぞろぞろと帰り始める現象が発生する場合がある。よい舞台の場合に人々が集中するのは、もちろんだがその他の国と同様だ。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)