セリエA第29節、モンツァvsパルマが15日にU-POWERスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。

直近2戦未勝利で残留圏内ギリギリの17位に位置するパルマは、3試合ぶりの白星を目指して最下位のモンツァとの残留争い直接対決に挑んだ。

立ち上がりから拮抗した展開が続くなか、ホームのモンツァがカウンターを軸により効果的にフィニッシュへ繋げていく。26分には左CKの流れからビアンコに強烈なシュートを打たれたが、ここはGK鈴木が見事な反応ではじき出した。

一方、ボール保持は五分も攻撃の形を作れなかったパルマは33分にケイタのミドルシュートで最初の枠内シュートを記録すると、38分にもアルムクヴィストが際どい左足のシュートを放った。前半のうちにゴールをこじ開けるには至らなかったが、押し返して試合を折り返す形となった。

後半は立ち上がりにアルムクヴィスト、ペッレグリーノの連続シュートなどパルマが押し込む入りを見せたが、一瞬の隙を突かれてゴールをこじ開けられる。

60分、モンツァの左CKの場面でファーに流れたボールをゴール前のイッツォに蹴り込まれた。

セットプレーで先制を許したアウェイチームはここからメンバーを入れ替えながら反撃に転じていく。すると、84分にはカウンターから左サイドを突破した途中出場のボニーがボックス付近で鋭いカットインから右足を一閃。これがゴール右隅に突き刺さり、ボニーの個人技で同点に追いついた。

その後、後半最終盤の攻防ではオンドレイカらに決定機が訪れたが、逆転ゴールを奪うまでには至らず。この結果、敵地での下位対決をドローで終えたパルマは3戦未勝利となった。

モンツァ 1-1 パルマ
モンツァ
アルマンド・イッツォ(後15)
パルマ
アンジュ=ヨアン・ボニー(後39)

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