「見逃し厳禁級の隠れた名品」期待以上の贅沢な味わい…“久世福商店マニアもリピ確定”のしっとり濃厚パウンドケーキ3選を徹底レビューの画像一覧
“日本のうまいものセレクトショップ”久世福商店。バイヤーが全国を巡り、誇り高き作り手たちと出会い、彼らとともに開発した、だし・ごはんのおとも・お菓子などの"うまいもの"を届ける専門店です。現在、全国に約161店舗を展開し、和食文化を広めることを目指しています。大正時代の店蔵をモチーフにした店内には、バイヤーが「各地を巡って一目ぼれした」という逸品が所狭しと並んでいます。
そんな久世福商店といえば、おつまみ系やお菓子系だとおせんべいが充実している印象が強いですが、実はパウンドケーキも絶品って知っていましたか？ これまでスルーしていたのを後悔するほどの美味しさで、しっとり食感と奥深い味わいに感動！ 今回は、そんなパウンドケーキ3種類を実食し、おすすめポイントを徹底レビューします。お茶請けや手土産にもぴったりなので、ぜひチェックしてみてください！
1. 紅茶好き必食！香り高すぎる『しっとりふんわりパウンドケーキ あーるぐれい紅茶』
「しっとりふんわりパウンドケーキ あーるぐれい紅茶」は、静岡県産の茶葉を使用した本格派。袋を開けた瞬間、アールグレイ特有の華やかな香りがふわっと立ちのぼり、一気に期待感が高まります。ひと口食べれば、紅茶の豊かな風味が口いっぱいに広がり、まるで香り高い紅茶をそのままスイーツに閉じ込めたような感覚！
食感も絶妙で、名前の通り“しっとり＆ふんわり”と軽やか。口に入れるとほろっとほどけ、アールグレイの芳醇な香りがじんわりと鼻に抜けていきます。「これはリピ確定！」と思えるほどの完成度で、自分用はもちろん、紅茶好きの方へのギフトにもおすすめです。
アールグレイの風味をしっかり楽しめるケーキだからこそ、合わせる紅茶はあえてすっきりめのダージリンや、コクのあるミルクティー向きのアッサムがいいような気がしました。自分好みの紅茶とペアリングさせて、優雅なティータイムを満喫してみてはいかがでしょうか？ 久しぶりに紅茶味スイーツの魅力を再確認しちゃう美味しさでした。
栄養成分表示 100g当たり ※推定値
熱量 406kcal、たんぱく質 4.7g、脂質 20.7g、炭水化物 49.18g、食塩相当量 0.66g
2. 和菓子のような上品な甘さ！『しっとりふんわりパウンドケーキ 能登大納言小豆』
久世福商店
しっとりふんわりパウンドケーキ 能登大納言小豆
￥604（税込）
しっとりふんわりした生地に、甘さ控えめの能登大納言小豆が絶妙にマッチ！ まるで和菓子のような味わいで、紅茶にも緑茶にもよく合う上品な一品です。この「しっとりふんわりパウンドケーキ 能登大納言小豆」は、最初の粉をふるう工程を除き、すべて手作業で作られているこだわりが特長。石川県産の能登大納言小豆を厳選し、じっくり蜜漬けにすることで、豆の風味を最大限に引き出しています。
ひと口食べると、なめらかで口どけのよい生地に、小豆のやさしい甘さがじんわり広がります。甘すぎず、しっかりと豆の風味を楽しめるのがポイント。「これは実家やおばあちゃんへの手土産にしたい！」と思える、どこか懐かしくホッとする味わいです。和洋どちらのお茶にもよく合うので、幅広いシーンで楽しめそうです。
栄養成分表示 100g当たり ※推定値
熱量：416kcal、たんぱく質：4.9g、脂質：20.5g、炭水化物：52.1g、食塩相当量：0.66g
3. 大人のための極上レモンケーキ！『瀬戸内海の瀬戸田産まれ 島の檸檬ケーキ』
一般的なレモンケーキといえば、ホワイトチョコでコーティングされた甘めのものが多いですが、この「島の檸檬ケーキ」はまったく違います！ 広島県瀬戸田町産のレモンをたっぷり使用し、レモンの果皮の持つ爽やかな香りを最大限に引き出した“大人のための”レモンケーキ。
このケーキを手掛けたのは、故郷・瀬戸田を愛する1人のシェフ。余計なものを加えず、シンプルなレシピで仕上げることで、レモン本来の美味しさをとことん追求しているそう。ホワイトチョコのコーティングはなし。その代わりに、生地には瀬戸田産レモンのジャムと果皮を練り込み、レモン本来のナチュラルな酸味と奥深い風味をしっかりと感じられる仕上がりに。
ひと口食べると、しっとりとした生地とともに、レモンの爽やかな香りがふわっと広がります。食べ進めるほどに、ほんのりとしたほろ苦さがじんわりと感じられ、最後には大人っぽい余韻が口の中に……。
これまでさまざまなレモンケーキを食べてきましたが、ここまで味わいの変化が楽しめるものはなかなかありません。この奥深さこそが、「島の檸檬ケーキ」最大の魅力だと思いました。甘さ控えめで、まさに大人が楽しむべき一品！と感じる、洗練されたレモンの風味。紅茶やコーヒーはもちろん、シャンパンや白ワインとのペアリングもおすすめ。
今回食べ比べた3種類のパウンドケーキは、どれも驚くほどしっとり＆口どけの良さが抜群！「パサつきが気になる…」という心配は一切なく、そのなめらかな食感に思わず感動してしまうほど。
それぞれに異なる魅力があり、どれを選ぶか迷ってしまいますが、個人的にはアールグレイの香りが贅沢に広がる紅茶のパウンドケーキが一番のお気に入り。でも、この3つはどれも間違いなくリピート決定！ 自分好みの厚さに切れるのもパウンドケーキの魅力だし、ひとつ常備しておけば、急な来客時にも安心なのでストックしておくのもいいかも。気になった方はぜひ試してみてください！
文・撮影／鈴木恵理子
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