マッチ売りの少女白雪姫、シンデレラ…。真実の愛を求める乙女たちがたどりついたのは、現代の“かぶきタウン”だった!?

【漫画】本編を読む

インプレゾンビの初恋」など、時流を捉えた創作漫画をSNSに投稿し、多くの支持を集めているきたしま(@kazkitashima)さん。ウォーカープラスでは「現代を生きる童話少女」と題し、愛と嘘と欺瞞に満ちた令和流の“おとぎ話”をお届けする。

ホス狂・パパ活・整形・OD…。ネオン街で生きるプリンセスたちは、ハッピーエンドを掴み取れるのか?

今回は、“整形依存”のピノキオの物語(後編)です。

――これまで「マッチングアプリの少女」、「いただき女子の白雪姫」、「整形依存症のピノキオ」、「港区の舞踏会に通うシンデレラ」など、さまざまなキャラクターが登場しましたが、きたしまさんが特に気に入っているキャラクターはいますか?

マッチングアプリの少女はこの物語の発端なので思い出深いのですが、空虚な中心人物として謎に包まれているので作者自身まだつかみどころがなく…

となると、行動原理が明確な「白雪姫」が描きやすくて気に入っています。ツンとしていながら実はコミュニケーション能力に長けている「ぴの」も、性格的な面で気に入っています。

――金儲けを企むジョンの生き生きとした表情など、悪役もとても魅力的な作品でした。悪役のキャラクターを描くとき、意識していることはありますか?

まずは、童話の世界観と調和していること。あとは、彼らにも彼らなりに何かしらの理屈があって、それにのっとって行動することを意識しました。

――今回が連載最終話となります。読者の方へのメッセージをお願いします!

現代の“闇”の数だけ、童話少女は生まれます。反響次第では、この先もさまざまな仲間が増やせると思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

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「現代を生きる童話少女」4話より