24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)オセアニア予選の決勝が行われ、ニュージーランド代表がニューカレドニア代表を相手に0-3で勝利。2010年の南アフリカW杯以来4大会ぶり3度目の出場を決めた。

出場国の枠が広がる今大会。オセアニアはこれまで0.5枠しかなかったが、今大会は1枠が与えられることとなった。

21日に行われた準決勝でフィジー代表を7-0で下したニュージーランドと、タヒチ代表を3-0で下したニューカレドニアの決勝となった。

これまで2度のW杯に出場しているニュージーランドだが、2014年のブラジルW杯はメキシコ代表、2018年のロシアW杯はペルー代表、2022年のカタールW杯コスタリカ代表にそれぞれ大陸間プレーオフで敗れて出場を逃していた。

オセアニア予選では27戦無敗という圧倒的な強さを誇り、1枠が与えられる今大会では出場は確実視されていたが、ニューカレドニアの堅守に苦しめられ前半はゴールレスで終えることとなった。

そんな中、後半早々にはエースのFWクリスウッドが負傷交代。嫌なムードが漂う中で、61分にマイケル・ボクスオールがCKからヘディングで決めて先制に成功。コスタ・バルバルーゼス、イライジャ・ジャストがゴールを重ね、0-3でニューカレドニアを退け、W杯出場を決めた。

なお、オセアニアの国としては初めてストレートインを決めた国となり、今大会では開催国のアメリカ、カナダメキシコを除き、日本に続いて2カ国目の出場決定となった。

ニューカレドニア 0-3 ニュージーランド
ニュージーランド
マイケル・ボクスオール(後16)
コスタ・バルバルーゼス(後21)
イライジャ・ジャスト(後35)


サムネイル画像