韓国大法院は、2023年10月に「取得時効が完成されている」と判決を出してから、すでに1年半の時間が経っている。充分返却する時間があったはずだ。

 日本の対馬市の寺院から韓国の窃盗団に盗まれた「金銅観世音菩薩坐像」が、5月11日以降に日本に帰ってくる予定だ。 その前に、韓国の浮石寺の僧侶と信徒会長を代表とする関係者合計11人が対馬に来る。坐像は持ってこない。

 今坐像は、なにをもたもたしていたのか、どこにあったのか、今年の1月24日に浮石寺に安置され、韓国におけるお釈迦様の誕生日5月5日(日本では4月8日)までの100日間親見法会が行われている。 その後5月11日に(間の7日間の間に「たまたま」壊されなければいいが)国立文化遺産研究所に戻され、日本に返されるとしているが日程は決定していない。文化遺産だから、研究したいとかいろいろ口実を付けて、返さないのは想像に難くない。本当に返されるのだろうか。

 そんな混沌とした状況の中、今回来る11人は「『対馬の美術』などに紹介されている、「日本に盗まれた」韓国の仏像87点などの実態と価値活用を協議したい」とも「事前に韓国の黄龍寺を訪問して対馬にある韓国文化遺産保全についても話し合う」とも語っている。まだ、1か月半以上(返さない気ならエンドレス)あるだけに、100日供養を、1周忌も三回忌もしよう、いや33回忌が目安だ、50回忌であがりだとか日本の仏教的しきたりをぶつけてくる可能性も想像に難くない。

 坐像は、セキュリティーのしっかりした対馬博物館に保管される方針は示されているが、また韓国窃盗団が来ないとも限らない。

 早く返せよ。そもそも、大切にしていないから、日本の僧侶が日本で大切にしていたのに、盗んで持っていった金のためだろ。ごちゃごちゃ言わないで返せ。 あれ、5月10日、11日当たりって、韓国大統領が代わる時期だったりして。

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