映画スタジオA24初の三部作にして、最大ヒットシリーズとなる「X エックス」「Pearl パール」に続く最新作「MaXXXine マキシーン」として、6月6日公開される。日本版ポスターと本予告映像が披露された。

【動画】「MaXXXine マキシーン」本予告

監督・脚本は「X エックス」「Pearl パール」に続きタイ・ウェスト。同シリーズで主人公のマキシーンと、映画史上最も無垢なシリアルキラーパールの両方を演じてきた、ミア・ゴスが今作でも主演を務める。

映画は「X エックス」で描かれたテキサスでの凄惨な猟奇的殺人事件の現場から、ただ一人逃げのびた主人公マキシーンの6年後が描かれる。全米を震撼させた実在の連続殺人鬼ナイト・ストーカー」の恐怖に包まれていた、1985年ハリウッドが舞台となっている。

ポルノ界で人気を極めたマキシーンは、ようやく主演の座を射止め"ハリウッドスター"への夢が現実になる時が近づく。しかしそんな彼女の夢を阻むように、LAを震撼させる連続殺人鬼や、謎の私立探偵、FBIまでもが、マキシーンの前に立ちはだかる。ハリウッドの頂点を目指すマキシーンが、邪魔する奴らをぶっ潰し駆け上るスターダムスリラー・エンターテインメントだ。

本作の全米公開時のポスターは、スターのようにフラッシュを浴びるマキシーンの写真を使用したビジュアル。日本版は、グラフィックデザイナー・大島依提亜氏による完全オリジナルのバージョン。「X エックス」「Pearl パール」の劇中でパールがコンプレックスとしていた「ブロンド」と、80年代に流行したソバージュスタイルのマキシーンが、グリーン色のスタジャンを着用。拳銃片手に印象的なアイメイクをしたビジュアルとなっている。

マキシーンを演じたゴスは、「マキシーンを演じていた時、進化という言葉がしっくりきて、彼女をスーパーヒーローみたいに考えるようになったの。彼女は自分を邪魔する奴らの圧力に屈しない。灰から蘇るフェニックスのように人生の試練と苦難を乗り越えていく。当時のポルノスターというよりもスーパーヒーローとして演じた。ものすごく面白い体験になった」と話している。

本予告は、マキシーンが80年代レンタルビデオ店で働く友人に、ホラー出身の俳優を言ってみてと投げかけ、「ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・トラボルタ、デミ・ムーアブルックシールズ……」と、ホラー映画からハリウッドスターへと昇りつめた有名俳優の名前の後に、「マキシーン・FXXXing・ミンクス」と告げる印象的なシーンのほか、80年代の南カリフォルニアを震撼させた実在した殺人鬼ナイト・ストーカー」の報道や、マキシーンの過去を知る謎の私立探偵、マキシーンの周囲でばかり事件が起こることを訝しむFBIなど、彼女の夢を阻むものたちが登場。また、アルフレッド・ヒッチコックの傑作ホラー「サイコ」で有名な「ベイツ・モーテル」の看板も。これは、アルフレッド・ヒッチコック財団の許可を得て、撮影が実現したものとなっている。

「MaXXXine マキシーン」は、6月6日公開。

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