サッカー2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は25日、各地で第8節の試合が行われた。グループCの中国はホームの杭州でオーストラリアに0-2で敗れ、本大会自動出場となるグループ2位以内の可能性が消滅した。

グループCは、国際サッカー連盟FIFA)の最新ランキングで15位の日本、オーストラリア(同26位)、サウジアラビア(同59位)、バーレーン(同81位)、中国(同90位)、インドネシア127位)の6チームがホームアンドアウェーの総当たりで対戦し、上位2チームがW杯出場権を手にし、3位チームと4位チームはアジアプレーオフへ回る。

日本はホームでサウジアラビアと0-0で引き分けインドネシアはホームでバーレーンに1-0で勝利した。

第8節を終え、日本が勝ち点20で2試合を残して首位が確定。2位オーストラリア(勝ち点13)と3位サウジアラビア(勝ち点10)の勝ち点差が3に開き、インドネシアは勝ち点を9に伸ばして4位に付け、共に勝ち点6のバーレーンと中国は得失点差によりバーレーンが5位、中国が6位。


中国メディアによると、中国とオーストラリアの試合の入場者数は7万588人で、中国代表のホーム戦の最多入場者数を更新した。

これに関連し、中国のSNS・微博(ウェイボー)に、「#サッカー中国代表はこんなにもダメなのになぜこんなにも多くの人が観戦するのか#」というハッシュタグが出現すると、「だってこれが私たちのチームだから」「今度こそ!今度こそ!今度こそと思っている人が多いから」「歌手のライブより(チケットが)安いから」「歴史の証人となるため」「被虐性愛者だから」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選は25日、各地で第8節の試合が行われた。グループCの中国はホームでオーストラリアに0-2で敗れ、本大会自動出場となるグループ2位以内の可能性が消滅した。