生きていると無傷で入られないもの。友人や恋人、ときには家族にまで裏切られるなんてことも耳にする。「教えて!goo」を見ていたら、そんな世知辛い世の中にぴったりなこんな質問が寄せられていた。

「人を信じないことって、悪いことですか?」

質問者のnyankolomotiさんは、「誰も信用していません」と話す。家族の絆や無償の愛という言葉も大嫌いで友人や恋人も、実は誰も信じていないとのこと。しかし、巷では信じることが大事だと言うし、人を信じないのはいけないのか疑問に思っているそうだ。

■信じないことにも一理ある!

「信じるなんてものは所詮『疑うことを放棄する』こと、要は手抜きですからね。また『信じていたのに!』というのは、信じた方が勝手にやっていることであって、そんな言い訳は通用しないし、裏切られたことに対する不利益は被らねばなりません」(mojittoさん)

「実際、人を信じて裏切られて人生をめちゃくちゃにされた人だっているんだから。一線を引いて付き合っていく方が楽な気がするのなら、そうやって付き合っていくのも良いでしょう。もちろん、相手が納得すればの話ですが……あなたの人生なんだし」(kadakunさん)

という意見もあるように、そもそも、信じるに足る人間だと認めてもらうために日々の努力が必要であって、それを怠っている人を無条件で信じるのは危険だ。では、死ぬまで誰も信じないで生きた方がいいのだろうか。他の意見を見ていくと……。

■信じて裏切られることも人生の醍醐味!?

「人を簡単に信用しないことは悪いことではありませんが、一人もいないという状況は『視野が狭い』ということでもあります。(他の価値観を受け入れられないので)人を信じろとは言いませんが、短期的なものでもいいので『信じてみようかな?』という気持ちは持っていたほうが、いいだろうと思います」(izumi044さん)

「楽だとは思うけど、おもしろくはない人生だと思うよ。人生を楽しむことは、楽じゃないことばっかりだからね。勿体無いよって思うんだけどね」(simasimamoyoさん)

「思い切り人を愛し、振られ苦しみにのたうち回り、ボロボロになる方が余程人間臭いというものです。達観したつもりで、早くから砂を噛むような面白味のない日々を選択しない事です」(pct10968さん)

というように、無条件に信じなくてもそこそこ誠実に接してくる人は信じてみてもいいのではないだろうか。その結果、裏切られることになっても、その経験は自分だけのドラマであり、自分だけの財産になるだろう。信じるに足る人に出会うことは稀だろうが、そういう人を逃してしまうのは、人生の喜びを逃すこと。質問者さんが完全に心を閉ざす前に、そんな人に出会って豊かな人生を歩んでほしいものだ。

花守深雪Hanamori Miyuki)

人を信じないのはいけないことなのか