
消費者庁は4月15日、古い扇風機で使用時に火災事故が発生したことを発表。ユーザーに注意を呼びかけた。
火災事故は2024年8月に発生。施設で当該製品を使用中、異音に気付いて確認したところ、当該製品が焼損していたという。焼損した扇風機は同施設で50年以上使われてきた古い製品だが、事故原因は調査中のため、経年との関連性はわかっていない。
同庁は本件に触れた上で、古い扇風機はモーター、コード、コンデンサー等の電気部品の経年劣化により、出火に至る可能性があることに言及。ユーザーに対して、以下のような症状が確認された際は、すぐに使用を中止し、電源プラグを抜いた上でメーカーへ相談するよう案内している。
また、故障でファンが回らなくなった扇風機では、スイッチオンの状態をオフの状態と勘違いしたまま放置して、火災事故に発展する可能性もあると指摘。予防のため、扇風機を使わないときは電源プラグをコンセントから抜くよう勧めている。

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