ボーンマスに所属するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョの獲得に、マンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示しているようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 セメニョは左ウイングを主戦場とする現在25歳。昨季は8ゴール3アシスト、今季は8ゴール5アシストプレミアリーグで記録している。マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督はセメニョを高く評価しており、来シーズンのチームに同選手を組み込みたいと考えているようだ。

 現時点でセメニョの獲得レースはマンチェスター・ユナイテッドが先行しているようだが、他クラブとの競合は避けられないと見られている。アーセナルを除くプレミアリーグの現在上位6チーム(リヴァプールニューカッスルノッティンガム・フォレストマンチェスター・シティチェルシー)も同選手に関心を示している模様。また、トッテナムガーナ代表27キャップのアタッカーを熱望しているとのことだ。

 ただ、ボーンマスとしては、2029年夏まで契約を残すセメニョを安売りする必要はない。『スカイ』によると、“チェリーズ”は同選手に7000万ポンド(約132億円)もの値札をつけているようだが、固定+ボーナスなど支払い形態については譲歩する可能性がありそうだ。

 プレミアリーグで14位に沈むマンチェスター・ユナイテッドは今夏、新たなアタッカーの獲得を優先事項としている。期限付き移籍中のジェイドン・サンチョチェルシー)、マーカス・ラッシュフォードアストン・ヴィラ)、アントニーベティス)は、それぞれのクラブに完全移籍する可能性が高いと『スカイ』は報じている。

【動画】セメニョが決勝点 プレミア第32節ボーンマスvsフルアム

複数ビッグクラブから関心を寄せられるセメニョ [写真]=Getty Images