
【MLB】レンジャーズ 0—3 ドジャース(4月18日・日本時間19日/テキサス)
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスが、球審のストライク判定に納得がいかず、怒りをあらわにした。データサイト上でもボールと判断された“疑惑の1球”にファンたちも反応している。
問題のシーンはドジャースが2ー0とリードして迎えた9回表、1死一、三塁の場面。打席に入ったのは"テオヘル"ことテオスカー・ヘルナンデスだった。ここでアームストロングが投じた、カウント1ストライクからの2球目は、アウトコースに逃げていくカットボール。ヘルナンデスはきっちりと見送ったが、判定はストライクとなり、追い込まれてしまった。
この1球は、MLB公式データサイト『Baseball Savant』や中継映像のストライクゾーンでも“ボール”と表示されていた。納得のいかない表情を浮かべたテオスカー・ヘルナンデスは、イライラを募らせており、その様子は映像からも伝わってくる。
しかし、ここで終わらないのがテオスカー・ヘルナンデスのすごいところ。カウント1ボール2ストライクから投じられた、疑惑の1球と同じようなカットボールをライト方向へうまく弾き返す。三塁走者が生還し、貴重な追加点を挙げた。塁上では、お馴染みとなった"デコルテポーズ"を披露した。
XなどのSNSでは、「アホみたいなボール球ストライク判定されてイライラしてたはずだけどよく軽打に切り替えたわ」「ボール球のストライク判定に少しイラつきを見せながらも、ドジャースを勝利に近づける貴重なタイムリー」「テオヘル怒りの外角流し打ちや!」「今日は大谷いないけどエドマンもテオヘルもデコルテポーズしてるな」と、怒りながらも落ち着いて役割を果たしたヘルナンデスに称賛の声が上がった。
真美子夫人の出産立ち会いのため欠場した大谷翔平投手が不在だったドジャースは、この貴重な追加点もあり逃げ切り勝ち。また、先発の山本由伸投手は7回無失点、10奪三振の好投で、今シーズン3勝目をマークした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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