今田美桜が主演を務める連続テレビ小説あんぱん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。4月21日からの第4週「なにをして生きるのか」では、「女子師範学校」合格へ向けて勉強をし始めるのぶ(今田)と、進路に悩む嵩(北村匠海)の様子が描かれている。(以下、ネタバレがあります)

【写真】嵩(北村匠海)に優しい言葉をかける寛(竹野内豊)

■漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻が「アンパンマン」にたどり着くまで

連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。脚本は連続テレビ小説花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。

戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語だ。

第4週は、自分のしたいことに気が付いたのぶが、女子師範学校合格へ向けて勉強をし始める。一方、進路に悩む嵩は自分へのいら立ちから弟の千尋(中沢元紀)とけんかをしてしまう…といった内容だ。

■試験の後、のぶは肩を落とす

4月24日放送の第19回は、のぶが試験を受けているシーンからスタート。女子師範学校の試験科目は通常の科目に加え、音楽や書道、裁縫、そして面接などと多岐に渡るようだ。

しかし、のぶは試験の手応えが不本意なよう。

特に面接において「足が速いのになぜ今朝は遅刻しそうに?」「ここは悩み相談をする場所ではない」と女子師範学校の教師・黒井雪子(瀧内公美)から咎められたことを引きずっていた。

■母たちの前祝いに戸惑う嵩

一方の嵩は試験を終えて、やりきったような表情。さらに柳井家では合格の前祝いとして、赤飯などが振舞われ、嵩は戸惑っていた。

そんな中、寛(竹野内豊)は「今、いちばん何がしたい?」「今日くらい、そのしたいことをしたらいい」と言葉をかける。

これをきっかけに、嵩は勢いよく、そして楽しそうに漫画を書くのであった。

■合格発表当日、明暗の分かれたのぶと嵩

そして迎えた合格発表の日、結果はのぶが合格、嵩は不合格という結果になってしまった。

今回の放送に視聴者からは「明日以降、どうなっちゃうんだろう…」などと嵩とのぶの行く末を心配する声が寄せられた。

◆文=於ありさ

面接において手応えを感じなかったのぶ(今田美桜)/(C)NHK