
JR東海は4月24日、外国人に向けて日本のマナーを紹介する企画『ニッポン文化を、マンガでマナーぼう!』をスタートした。
海外でも人気を集める講談社の漫画のキャラクターが駅構内に登場し、「特大荷物スペースのご利用には事前予約が必要です」などと呼びかけている。6月30日までの予定。
●大阪・関西万博で見込まれる訪日外国人の増加4月13日から始まった大阪・関西万博に伴い、JR東海はより多くの外国人が新幹線を利用すると見込んでいる。
そんな中、ネット上では、新幹線内での荷物の扱いや座席の確保などについて、外国人旅行客の行動に苦言を呈する書き込みが投稿されることがある。
そこでJR東海は今回、日本を訪れる外国人により快適に旅行してもらおうと、講談社と連携して日本の文化や交通マナーなどを分かりやすく伝えるために、人気漫画のキャラクターを使った啓発活動に取り組むことにしたという。
●「列に並ぶ」「写真撮影のマナー」…漫画キャラが指南具体的には、実際の漫画のカットとともに人気漫画のキャラクターが、公共交通機関を利用したり食事したりする際のマナーについて英語と日本語で呼びかけている。
寄生獣・・・「電車やバスを利用する際は整列乗車を行いましょう」
進撃の巨人・・・「列車の写真を撮る際に、柵から乗り出すのはやめましょう」
FAIRY TAIL・・・「特大荷物スペースのご利用には事前予約が必要です」
ブルーロック・・・「車内では周りの迷惑にならないように会話しましょう」
このほか、「はたらく細胞」や「AKIRA」「カードキャプターさくら」「東京リベンジャーズ」などの人気キャラクターが登場する。
東京、品川、京都、新大阪の各駅の柱や壁に掲示されており、各キャラクターの掲示を1冊にまとめたリーフレットも配布するという(数に限りあり)。また、名古屋駅では一部の期間、デジタルサイネージに表示する。

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