
俳優の中条あやみが4月25日、都内で開催された映画「#真相をお話しします」初日舞台あいさつに、大森元貴、菊池風磨、岡山天音、豊島圭介監督と共に出席。クランクイン前に電動自転車で転倒し、“とんでもない傷”を作っていたことを明かした。
映画「#真相をお話しします」は、結城真一郎の同名小説を映画化した前代未聞のゴシップ暴露系エンターテインメント。人生のドン底にいた警備員・桐山役を菊池、あるビルの警備室で桐山と知り合う鈴木を大森が演じる。
劇中の展開に絡め、キャスト陣が直面した“究極の選択”を明かす場面で、中条は「この映画の(クランク)インする直前の出来事なんですけど、電動自転車に乗ってまして、すごい爽快に町をヒャー!と走ってたんですけど、そしたら段差というか、石を見逃しちゃって、車輪がガラガラって絡まっちゃって、『たぶんこれ、こけるな』と思った瞬間に、すごいスローモーションだったんです。そこで究極の選択をした」と告白。
中条は「手からいけばいいのか、はたまたどこなんだ、と、その瞬間に『どう落ちればいいんだ』という究極の選択を目の前にした」と続け、「ちょうどオリンピックがやっていて、柔道を見ていたんですよ。『いつもどうしてたっけ、受け身』と思い出した時に、『肩だ!』ってなったんですよね」と転倒直前に柔道の受け身を応用することを思いついたという。そして「肩から着地したら折れないだろう、と思って肩から着地したら、肩だけで済んだんですよ。傷が。成功!」と報告すると、菊池は「いやいや。とんでもない傷つくってたんですよ。引いたもん。ちょっと」と暴露した。
■豊島監督「あの傷、メークじゃないんですよ」
肩の傷は本編映像にも映し出されていたようで、豊島監督が「あの傷、メークじゃないんですよね。実際の自転車の傷っていう」と説明。中条は「そう。傷生かしで撮影。コスパもいい!」と笑っていたが、菊池は「何してんだよ」とぼやいていた。
当時の中条について、大森が「『プロだ!』って思いました」と感想を口にすると、菊池は「なんで?プロは転ばないのよ。インの前に」と指摘。中条は「柔道のおかげですね。ぜひ皆さんも肩から」とおすすめし、菊池は「柔道の人も推奨してないのよ。だめですよ、変なことばっかり言わないでください」とたしなめていた。
◆取材・文=山田健史

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