スキンケア・ヘアケア商品などを販売している石澤研究所(東京都渋谷区)が、「風呂キャンセル事情」についての調査を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。

 「風呂キャンセル」とは、入浴やシャワーを面倒と感じ意図的に避ける行動を意味するインターネットスラングで、SNSを中心に注目を集めている言葉です。

 調査は2025年2月26日から3月4日に、インターネットで実施されました。計416人から有効回答を得ています。

「仕事が翌日休みのとき」はキャンセルする人も

 全回答者に「風呂キャンセルをしたことがあるか」と聞くと、「はい」が37.5%、一方の「いいえ」は62.5%でした。約4割の人が、風呂キャンセルをしたことがあると分かりました。

 風呂キャンセル経験者に「風呂キャンセルをしてしまった理由」を質問すると、「睡魔に勝てなかった」「帰るのが遅くなり気力がなかった」「入る前にソファに横になったらうっかり眠ってしまった」といった回答が寄せられたということです。仕事や家事に疲れて少しだけ休憩しようとしたつもりが、うっかり寝てしまった経験がある人が多いことがうかがえます。

 その他にも、「ドライヤーが面倒」「入った後が面倒くさい」など、お風呂上がりの工程をおっくうに感じて風呂キャンセルしてしまったという声や、「仕事が翌日休みのとき」「出かけていない。汚れていない気がするとき」などといった声が集まったとのことです。

風呂キャンセル回避におすすめの方法やアイテム」を聞くと、「リラックスできる入浴剤を使う」「さまざまな種類の入浴剤を買って日替わりで使う」など、「入浴剤」についての回答が最も多いという結果になりました。

 また、「新しいお風呂グッズを買って、お風呂に入るのを楽しみにする」「時短できるアイテムを使う(オールインワンシャンプーなど)」「髪が速く乾くアイテムを使う」といった、さまざまなアイテムを使ってモチベーションを上げる方法や、「好きな飲み物を飲みながら映画を見る」「湯船でドラマを見る」「スマホで遊ぶ」「音楽を聞きながら入浴する」など、お風呂を“ながら時間”として使っている人も多いことが分かりました。

 調査結果を受け、同社は「『帰宅後すぐに入る』などお風呂時間をルーティン化させ、“風呂キャンセル”を回避しているという声もありました。どうしても“風呂キャンセル”できない日は参考にしてみてはいかがでしょうか」とコメントしています。

オトナンサー編集部

「風呂キャンセル事情」の調査