
こんにちは、ジサトライッペイです。今年のPC市場は前半から超盛り上がっておりますな。10月のWindows 10サポートの終了はもちろんのこと、「GeForce RTX 50シリーズ」や「Radeon RX 9000シリーズ」といった最新GPUの登場も大きな要因でしょう。
特に、GeForce RTX 5070 TiにRTX 5070、Radeon RX 9070 XTはかなり人気です。そこで、今回はこれらのGPUを搭載したビデオカードをBTOで豊富に選べるサイコムのオススメPCをご紹介します。
1番手は容量26.3LのミニタワーPCケースを採用した、「G-Master Spear Mini B850A」。コンパクトなゲーミングPCを多数展開しているサイコムですが、その中でもかなりパワフルな構成にできるモデルになります。
ご覧の通り、標準構成のCPUは「Ryzen 7 9700X」、GPUはGeForce RTX 4060、メモリーは16GB(8GB×2)、ストレージは1TB SSD、電源ユニットは750W(80 PLUS GOLD)になります。
このままでも「モンスターハンターワイルズ」(以下、モンハンワイルズ)をフルHDで快適にプレイできる実力があります。しかし、汎用性や将来性を考えると、もうちょいカスタムしたいところ。というわけで、オススメ構成がコチラになります。
CPUは12コア/24スレッドの「Ryzen 9 9900X」、メモリーは32GB(16GB×2)にして汎用性を強化。これぐらいであれば、ゲームプレイ&配信といったメガタスクや動画エンコードも不安なしです。
しかしながら、コア数が増えれば当然CPUの発熱も増えるので、CPUクーラーはNoctuaの「NH-D15 G2」に変更。空冷モデルの最高峰とのことで、その実力は折り紙付きです。
ビデオカードはGeForce RTX 5070 Tiを搭載する、MSI製の「GeForce RTX 5070 Ti 16G SHADOW 3X OC」をチョイス。それにともない電源ユニットは850Wモデルに変更しました。
ちなみに、PCケースはフロントパネルに木材をあしらった「A3-mATX Black Wood Edition」にしてみました。+1970円の安価なメニューですが、これでグッとオシャレな見た目になるのでオススメです。
Radeon RX 9070 XTが選べるミドルタワーゲーミングPC
お次は、「G-Master Spear X870A」。内部スペースに余裕があるミドルタワーのゲーミングPCなので、さまざまな構成を選び放題です。PCケースはCooler Masterのベストセラー「MasterBox CM694」になります。
CPUはRyzen 7 9700X、ビデオカードは最新のGeForce RTX 5060 Ti(VRAM 16GB版)を採用したモデル。ゲームをフルHD~WQHDの最高画質で楽しみたい人はもちろん、AIを運用したい人にもオススメです。
メモリーが標準で32GB(16GB×2)だし、このままでも十分魅力的なんですが、BTOメニューが豊富なのでワンランク上のゲーミングPCにカスタマイズしてみました。それがコチラ。
CPUはゲーミング最強モデルの「Ryzen 7 9800X3D」にして、そのぶんマザーボードは標準構成より-8300円とお買い得なGIGABYTEの「X870 EAGLE WIFI7」に変更しました。
ビデオカードはXFX製の「Swift AMD Radeon RX 9070XT Triple Fan Gaming Edition」に。より高解像度かつ高画質設定でゲームを楽しめるはずです。なによりRadeon RX 9070 XTはモンハンワイルズでかなり有利です。
ビデオカードのグレードアップに合わせて、電源ユニットは850Wモデルにしました。「SST-DA850R-GMA」なら+990円とお手頃です。あと、PCケースはトレンドの木材をあしらったFractal Design製「North」を選択。
+1万1750円のカスタムですが、構造的に入らない光学ドライブを「なし」(-3430円)にしていくぶん相殺。120mmのPCケースファンも追加されるので、結構お買い得な選択肢だと思います。
RTX 5070が選べる容量19Lの小型ゲーミングPC
最後は登場したばかりの「G-Master Velox Mini B860 Intel Edition」。容量19L、サイズ200(W)×336(D)×283.5(H)mmのコンパクトゲーミングPCで、天面には移動に便利な取っ手が付いております。
CPUは「Core Ultra 5 225F」、ビデオカードは「GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC」のため、フルHDなら幅広いタイトルが快適に遊べます。価格は22万円台とリーズナブルなので、ゲーミングPC入門に最適です。
とはいえ、予算に余裕があるならもう少しカスタムして、長く第一線で活躍できるゲーミングPCを目指してもいいと思います。というわけで、僕のオススメ構成はコチラ。
CPUは「Core Ultra 7 265」(20コア/20スレッド、最大5.3GHz)にして物理コアを倍増。これでゲーミングはもちろん、動画編集などでも活躍できるマシンになりました。
そして、ビデオカードは「GeForce RTX 5070 12G SHADOW 2X OC」に変更。電源ユニットもそれにともない700Wモデルにしました。容量19LのPCの中では無類の強さを発揮できるでしょう。
価格は31万円台とぐっと上がりますが、このサイズ感でオールラウンドに作業をこなすデスクトップPCはなかなかありません。移動しやすい筐体なので、ご家族で使いまわせる点もいいですね。もちろん、Wi-Fiもサポートしております。
なお、サイコムのウェブサイトでは、カスタムしたBTOメニューを個別のURLに保存できる機能があります。今回ご紹介したオススメ構成も下記の関連サイトにまとめましたので、ぜひご活用くださいませ。

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