
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が26日に行われ、3-0で快勝したFAカップ準決勝アストン・ビラ戦を振り返った。
9季ぶりに決勝進出を目指すパレスは31分にFWエベレチ・エゼが見事なダイレクトシュートで先制点を挙げると、守護神ディーン・ヘンダーソンの活躍もあった中、1点のリードで前半を終えた。
そして迎えた後半序盤にPKを獲得。これはFWジャン=フィリップ・マテタが失敗してしまうも、58分にショートカウンターからFWイスマイラ・サールが加点してリードを広げた。そして追加タイムにはサールが2点目を決めて3発快勝とした。会心の勝利にグラスナー監督は大いに満足している。
「本当に良い気分だ。少し疲れた。とても緊張した試合だった。集中力を高めてアストン・ビラにチャンスを与えず、適切なタイミングで前線に出てチャンスを作らなければならなかった。選手たちは信じられないほどプランを忠実に守ってくれた。私としてはPKを外した瞬間が難しかった。相手が勢い付いてしまい、その後も2、3回凌がなければならない局面が訪れたから。その場面を除けばコントロール力、守備の強度、カウンターアタック、ポゼッション時の攻撃と、完璧なパフォーマンスだったと感じている」
9季ぶり3度目のFAカップ決勝進出を果たした中、決勝ではクラブ史上初タイトルが懸かる。
「あと一歩のところまで来ている。この一体感、メンタルがあれば何か偉大なことを成し遂げられる気がする。決勝に出場できる素晴らしさ、ウェンブリーの半分が再びパレスのファンで埋め尽くされることにも素晴らしさを感じるよ」

コメント