間宮祥太朗が主演を務める金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第3話5月2日(金)に放送される。同作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマにした、完全オリジナルのダークリーガル・エンターテインメント。“争いの火種”があるところへ潜り込み、訴訟をたきつけ大金を稼ぐ“無法者”な弁護士の姿を描く。

【写真】パース・ナクン“クオン”を優しくも力強いまなざしで見つめる間宮祥太朗“宇崎”

間宮祥太朗がTBS連続ドラマ初主演

同作でTBS連続ドラマ初主演を果たす間宮が演じるのは、父親を事故で亡くしたことをきっかけに弁護士を志した、向こう見ずだが正義感にあふれる主人公の宇崎凌(うざき・りょう)。

そんな宇崎が飛び込むことになる「ピース法律事務所」のメンバーには、金儲けのために動く事務所のリーダー・轟謙二郎(とどろき・けんじろう)役に仲村トオル、事務所唯一の女性弁護士・伊野尾麻里(いのお・まり)役に上白石萌歌、いつもローテンションの事務所最年少弁護士・高井戸斗真(たかいど・とうま)役に三山凌輝が配役されている。

ほか、エリート街道を歩んできたベテラン弁護士・桐石拓磨(きりいし・たくま)を及川光博、捜査一課の刑事・浅見涼子(あさみ・りょうこ)をりょうが演じる。

■これまでの放送では――

宇崎(間宮)は弁護士デビューを果たすも、依頼人をも欺くような手段で勝訴したことに納得がいかず悩んでいた。だが、今更“面接地獄”に戻ることも受け入れられず、轟(仲村)に言われるがまま次の火種の調査に乗り出す。

轟らが次の争いの火種として目を付けたのは、東修大学の強豪ラグビー部で起こった、いじめが原因とうわさされる自殺未遂問題。

ターゲットに選んだのは、自殺未遂後から意識が戻らないラグビー部員・西田真斗の弟・颯斗(宮近海斗)。兄と同じラグビー部に所属している颯斗は、年代別日本代表にも名を連ね、関東リーグ制覇を目指す上で欠かせないメンバーだった。

颯斗の練習風景を見た直後、伊野尾(上白石)と高井戸(三山)がラグビー部員や関係の深そうな学生らに聞き込みをする一方で、宇崎は一人、保護者説明会に潜入。しかし、その雰囲気に違和感を抱き、正義感から出た勝手な発言で波紋を呼んでしまう。

第3話では――

轟に相談があると、高山恭子(アンミカ)が「ピース法律事務所」へやってくる。だが、事務所に居たのは留守番中の宇崎だけで、宇崎は轟に代わって自ら相談を受けることに。その相談とは、恭子が大衆食堂を営む帆刈町で、知り合いの外国人技能実習生・クオン(パース・ナクン)が大けがをしたことだった。

労働中の事故であれば労災が申請できると宇崎が説明しても、自分がドジをしてけがをしてしまっただけだと言い張るクオン。さらに、轟からは依頼を受けることを反対されてしまう。その様子を見ていた伊野尾は、再び帆刈町に向かう宇崎について行くことに。

宇崎と伊野尾がクオンの働く「二見水産加工」を訪ねると、社長の二見壮一(ドロンズ石本)は嫌な顔をせずに調査に協力し、クオンをとても心配していた。そんな二見と話している最中、伊野尾は妙な視線を感じる。

――という物語が描かれる。

■港町で起こった不可解な事故、闇の奥に隠された真実とは

公式HPなどで公開されている予告動画では、「おー海だー!」とはしゃぐ伊野尾を助手席に乗せて帆刈町を訪れる宇崎の姿や、港で「東京と比べたら田舎でしょ」とほほ笑む恭子の姿などが描かれている。

一方で、「もしかしたら後遺症が残るかもしれないって…」と、倒れたクオンを心配する恭子や、「外国人実習生たきつけてどうすんだよ!」「安いとか高いとかじゃないでしょ!」と言い争う宇崎と轟の姿も。

そして、暗いトンネルを進んでいく人々の不穏な後ろ姿や、廃棄物に囲まれた場所で複数人と取っ組み合いになる宇崎の姿なども映し出されている。

ラストには、伊野尾が「誰かの声を代弁するのが弁護士だから」と語り、宇崎は「皆さんの思いを俺たちに預けてもらえませんか」と力強いまなざしで訴えかけている。

第3話放送を前に、SNS上では「アンミカさんだ!」「宇崎のアクションシーンかっこいい」「宇崎と伊野尾の2人で出動、アツい!」といった声などが上がり、話題となっている。

金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」第3話は、5月2日(金)夜10:00よりTBS系にて放送。

金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」第3話より/(C)TBS