
うさぎは犬や猫のように声で鳴くことはないが、感情豊かで、他の仕草で自分の気持ちを表現する愛らしい動物だ。
アメリカで、動物保護施設から引き取ったうさぎのハデスは甘えん坊で、飼い主に撫でられるのが大好き。
飼い主が撫でるのをやめると、こんな仕草で「もっと撫でて!」を表現する。
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撫でるのやめたらホリホリするよ
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アメリカに住む夫婦は、地元の動物保護施設から黒うさぎのハデスを引き取り、我が子のようにかわいがっている。
最初は気難しいところもあったが、愛情をかけ育てていくうちに、ハデスが本来もっている性格が開花した。とにかく甘えん坊なのだ。
この日、夫婦はソファでくつろぎながら、一緒に座るハデスの頭を撫でていた。とても気持ちよさそうにするハデス。
だが手を離した瞬間、ハデスは飼い主の顔をじっとみつめ…

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「もっとなでてよ!」という気持ちを伝えるため、敷いてあったブランケットをホリホリしはじめたのだ。
慌ててまた撫でる飼い主。だが手が止まると、またホリホリ。
その微笑ましい繰り返しに、夫婦は思わず笑ってしまった。穏やかで、あたたかな時間がゆっくりと流れていった。

鳴き声を出す代わりにホリホリで感情を表現
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うさぎは犬や猫のように鳴き声で訴えることはないが、その代わりに仕草や行動で、豊かに感情を表現する。
本来、野生のうさぎは地中に巣穴を掘って生活していたため、「掘る」動作は生まれつき備わった本能のひとつだ。
ペットのうさぎもまた、要求があるときや、今の状況を変えたいときに、このホリホリ行動を発動させる。
ハデスが見せたホリホリも、まさに「もっと撫でて」という強い気持ちを伝えるための、愛らしいアピールだったのだ。
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こんな仕草で要求されたら、腕が引きちぎれるまでハデスを撫で続けないわけにはいかなくなっちゃうだろう。
最初に撫でてたのは奥さんだけど、最後は夫も手を出してきたね。2人ならローテーションでずっとハデスを満足させることができるかも。

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