夫婦といえど、考え方も育ってきた環境も異なる人間同士。一緒に暮らしていると大なり小なり、何かしらの悩みはつきものですよね。さまざまなタイプの悩みの中でもなかなか厄介なのが、「何でも人のせいにする夫」。妻たちを悩ませる、話すたびにイラッとさせられる夫たちの実態を、SNSの声から探りました。

夫が子どもの面倒を見ていたときのことなのに…

 度合いにもよりますが、例えば夫に電話をかけたときに「変なタイミングで電話するからイヤホンを落としてしまった」と責められたり、自分が寝坊しただけなのに「君が寝返りを打つたびに起こされて眠れなかったよ」と言われたり……。明らかに妻側には責任がないことでも、なぜか夫の頭の中では「妻が悪い」ことになっているようです。

 他にも、夫が床に置きっぱなしにしていた物を気付かずに踏んでしまったら「ちゃんと見て歩いてよ」と逆に怒られたり、子どもがイスから転んだら「転ぶのは分かっているんだから、イスの横にクッションでも置いておけばよかったのに」と、夫が子どもの面倒を見ていたときのことなのになぜか文句を言われた……などのエピソードも。夫から理不尽に責任転嫁されたという妻側の怒りの声が、ネット上にはあふれています。

「何でも人のせいにする夫」を分析する意見で多く上がっているのが、「奥さんをお母さんだと思っているのでは?」「完全に奥さんに甘えてる」というもの。また、「妻に責任を押しつけても許されると思ってるんじゃないかな」「明らかに見下されてるように感じる」といった指摘も少なくありません。

 夫に、下に見られている現状を打破するためにも、「今まで我慢してきたなら一度しっかり怒った方がいい」「はっきり自分の気持ちを伝えるべき」といったアドバイスも。「性格を変えないと職場でも困るのでは?」と心配する声もありました。

 一方で、中には「何を言っても変わらなかったからもう諦めた」「ただの甘えだから適当にスルーしている」と、半ば諦めの境地に至った人も。生涯を共にするはずの妻から完全に見放されてしまう前に、一度自分の行いを振り返ってほしいものですね。

「何でも人のせいにする夫」への対処は人それぞれ。しかし、夫に言い返したい言葉をのみ込んで無理に我慢を重ねると、家庭内の雰囲気もどんどん悪くなってしまいます。対等な夫婦関係になるためにも、一度真剣な話し合いの場を設けて、考えを伝えるのもアリかもしれませんね。

「何でも人のせいにする夫」について、あなたはどう思いますか?

オトナンサー編集部

何でもかんでも「妻が悪い」?