5月6日(火)、フランス産のRPGClair Obscur: Expedition 33(以下、エクスペディション33)』公式SNSにて、本作の売上本数が200万本を突破したことが明かされた。発売から、約12日後にこの数値を達成したという。

公式Xアカウントの投稿では「皆さんが旅を始めるのを、私たちは畏敬の念を抱きながら見守ってきました。初めて参加される皆さん、ようこそ。」とコメントが投稿されており、「最初から最後まで素晴らしかった」、「今までプレイした中で最高だった」、「ターンベースのRPGは死んでいないと証明してくれた」といった声がユーザーから寄せられている。

本作は4月24日に発売されたターンベース式にアクション要素を取り入れたRPGだ。データ集積サイトSteamDBによると、PC(Steam)版だけでも最大同時接続者数は14万5000人を超えた。Steamレビューには記事執筆時点で3万6764人のユーザーからレビューが寄せられ、約93%のユーザーから高い評価を受け「非常に好評」ステータスを獲得する人気作である。

また、海外レビュー集積サイトMetacriticでは平均レビュースコア「92点」をマークし、ユーザースコアも驚異の「9.8」を記録。2025年にリリースされたシングルプレイ専用タイトルの中でも、突出した人気を見せている。

ユーザーから評価されているおもな部分は、年に1度目覚める「ペイントレス」の描く数字により、その年齢の者は死する運命にあるという独特の世界設定で描かれる秀逸なシナリオと、壮大な楽曲。魅力的なキャラクターたち、そしてJRPGに影響を受けたというターンベース式の戦闘システムなどが挙げられる。

ユーザーの中には、本作をファイナルファンタジーの黄金時代へと誘う作品」と称する者もおり、従来のJRPGファンでも楽しめるという声が多数挙がっている。

(画像は『Clair Obscur: Expedition 33』のSteamストアページより)

本作は、幻想的な風景が広がるフィールド「ルミエール」を舞台にしたRPGだ。プレイヤーは第33遠征隊のメンバーを率いて、人類に死をもたらす存在である“ペイントレス”を打倒するために動き出す。

戦闘はリアルタイムに進行し、回避やパリィ、カウンター、コンボ攻撃などのアクションを行いながら戦う。また、冒険中に新たな装備や衣装なども獲得でき、フィールドに隠されたものを収集するような探索要素も充実している。

なお、本作を手がけるSandfall InteractiveのCEO兼クリエイティブディレクターのギヨーム・ブロッシュ氏は、かつてアサシンクリードなどのUbisoftに在籍していた人物だ。当サイトでは、FF15を手がけた田畑端氏とギヨーム氏との対談記事も公開されているので、気になった方はぜひ閲覧してみてほしい。

エクスペディション33』はPS5、PC(Steam、Epic Games)、Xbox Series X|Sに向けて発売中だ。

『Clair Obscur: Expedition 33』Steamストアページはこちら『Clair Obscur: Expedition 33』PS Storeページはこちら『Clair Obscur: Expedition 33』Micro softストアページはこちら