
アーセナルのミケル・アルテタ監督がパリ・サンジェルマン(PSG)との試合に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。
7日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでアーセナルはアウェイでPSGと対戦する。
ホームでの1stレグは1-0で敗戦となり、アウェイでは最低でも90分間で勝利が必要な状況となったアーセナル。プレミアリーグではリバプールに優勝を許して3年連続で2位を守る戦いとなっている中、前節はボーンマスにホームで敗れ、公式戦連敗となった。
最少得点差での2ndレグとなる中で、アルテタ監督は決勝進出への意気込みを語り、自信を窺わせた。
「ものすごい熱狂、ものすごいエネルギーだ。チャンピオンズリーグ準決勝を突破するまであと1勝だ。世界で最も美しい街の1つで、強敵と対戦する。これ以上素晴らしいことはない」
「我々は歴史を作るためにここにいる。そして、明日は大きなチャンスだ。今回の結果によって、自分たちが何をすべきかが明確になった。1stレグから多くのことを学び、両チームの差がいかに小さいかを知ることができた」
「結果は、私の意見では、あの試合では大きく異なっていたはずだ。だから明日は、そのことを証明し、決勝進出の権利を獲得するもう1つのチャンスを迎える」
アーセナルでの監督キャリアにおいては最も大きな試合になるアルテタ監督。「間違いなく、最も美しい試合の1つだ。繰り返すが、決勝進出まであと1勝というところだ。これ以上望むことはない」と語り、「今は何も言わない。明日の午後9時、試合開始と共にピッチでやってのけよう。最高の、最高の、最高の姿を見せて、試合に勝つ」と、勝利を考えるのみだとした。
アーセナルが決勝に進出するとなれば、2005-06シーズン以来19年ぶりに。同じパリにあるスタッド・ドゥ・フランスでバルセロナに決勝で敗れて以来となる中で、パリでの忘れ物をしっかりと取りにいくとし、1stレグの戦い方をより突き詰めてやるとした。
「初戦でやったことの多くを、より良く、より一貫してやり遂げることだ。そうすれば、成功の可能性は非常に高まる。我々には十分な実力がある」
「ヨーロッパで多くの困難を乗り越えてここまで勝ち上がってきた。おそらく誰も、我々がこの位置にいるとは思わないだろう。だから、歴史に逆らうような結果だった。自分たちの歴史を作ろうと思う」

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