
5月2日からマーベル・スタジオの最新作「サンダーボルツ*」が全国劇場公開。その公開を記念し、5月2日~4日に行われたアメコミ・映画・ポップカルチャーの祭典「大阪コミックコンベンション2025」(大阪コミコン2025)でマーベル・ギャザリング・ステージが開催された。同イベントには、山本彩、水田信二、「大阪コミコン2025」PR大使を務めるNMB48安部若菜、塩月希依音、小嶋花梨、青原和花、三鴨くるみ、同作で声優を務めた大塚明夫、マーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキー氏が登壇した。
【写真】山本彩おしゃれワンピース姿で登場、“マーベル愛”語り会場に笑みを向ける
■山本「これまで世代をつないできた身として、共感する部分がありました」
「大阪コミコン2025」PR大使を務めるNMB48の安部、塩月、小嶋、青原、三鴨と、山本、水田が歓迎の拍手のなか登場。
早速、山本が「マーベルという作品はもちろん、ヒーローという存在そのものが大好きで、日々力をもらっています」とマーベル愛をアピール。続けて水田は「マーベル作品を見ながらなら何杯でも白ご飯を食べれます。マーベルがあればおかずいらないです!」と負けじとコメント。さらに、すでに同作を見たという安部は「まだ見られていない方は全員一緒に今から劇場に行きたいくらいです!」と同作にすっかり引き込まれたことを明かした。
安部、塩月、小嶋、青原、三鴨は山本も所属していたNMBのメンバーということで、“世代をつなぐ”ことについて山本は「これまで世代をつないできた身として、共感する部分がありました。能力や考え方が違う人たちが集まって自分のため、誰かのために戦う姿がみんなの力になったり、仲間がいることの強さという部分にすごくシンパシーを感じます」と共感ポイントを語る。
■マーベル最新作「サンダーボルツ*」で日本版声優を務めた大塚明夫がスペシャルゲスト
5月2日から全国劇場公開されたマーベル・スタジオの最新作「サンダーボルツ*」の話題になると、同作でレッド・ガーディアン/アレクセイの日本版声優を務めた大塚がスペシャルゲストで登場。
レッド・ガーディアンについて大塚は「『ブラック・ウィドウ』を見るとエレーナとレッド・ガーディアンの関係が分かりより本作を楽しめるので、是非こちらも見てください」と映画をより楽しむ方法を紹介した。
■2026年全米公開予定「アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)」特別映像を公開
さらに会場では、2026年全米公開予定の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)」の出演キャストが発表された際の特別映像が放映。映像内にはレッド・ガーディアン、アントマンの名前も登場し、映像を見終えた水田は「これを見るなら、なおさら絶対今回の『サンダーボルツ*』見ないとですよね」と興奮の様子。すかさず大塚が「なにはともあれ、吹替版でお楽しみください」と呼びかけた。
その後のトークでは、「NMBは“アベンジャーズ”と“サンダーボルツ*”、どちらに似ているのか?」という質問が。阿部は、「最初にNMB48を作った“アベンジャーズ”的な先輩がいらして、今は“サンダーボルツ*”ですかね…」と悩みながらも回答。
それに対し水田は「あんま良くないよね、無法者やから(笑)。新アベンジャーズ目指してます!にした方がいいんじゃない?」とフォローし、笑いを誘った。それを受けて山本は「そうなると我々が“アベンジャーズ”だったことになりますよね。おこがましい…」と謙虚な反応を見せた。
■マーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキー氏が登場
作品の内容をたっぷり語り合い、ステージは終盤に。すると、20人を超えるコスプレーヤーたちがレッド・ハルク、デッドプール、グルートなど、マーベルの豪華キャラクターに身を包み登壇。ちびっ子ニューキャプテン・アメリカは羽が動くようで、そのクオリティーの高さに会場の全員が驚かされた。
その後、マーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキー氏がコスプレーヤーたちと元気よくハイタッチをかわしながら姿を現し、「大阪のマーベルファンの皆さん、こんにちは!」とあいさつした。さまざまなキャラクターになりきったコスプレイヤーを前にしたC.B.セブルスキー氏は「よくできましたね!」と大絶賛し、にぎやかな雰囲気のなか記念撮影も行われた。
最後に水田は「僕もいろんな芸人と一緒に仕事しているので、人間くさいダメなところもいっぱいあるけど、すごい力を発揮する人ばかりなので、『サンダーボルツ*』は吉本やん!と思いました(笑)。今後あのヒーローたちとどうやって活躍していくのかがすごく楽しみです!」と今後への期待と、吉本“サンダーボルツ*”説を主張。
山本は「感動のシーンもあり、失敗とかを背負いながら戦っている姿に胸を打たれて、でもそれ以外ではクスっと笑える部分もあり、喜怒哀楽が詰まっていて皆さんの力になってくれる作品になっているので、いろんなシーンを楽しんで見ていただけたらと思います!」と同作の魅力を伝えた。
阿部は「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に向けてリアタイできることがすごくうれしいです。これからマーベルを好きになっていく方と一緒に来年を迎えられるのが楽しみです!」と期待をこめて話した。
大塚は「アベンジャーズになれなかった人たちの応援歌のような側面があり、劇場でめいいっぱい泣いて笑ってください!特にレッド・ガーディアンは一番ダメっぽいキャラクターです。元気はいいんですけどね!」とコメントすると、水田の「めちゃめちゃ部屋汚いですけどね」のツッコミに笑いがあふれた。
最後は「俺たちはヒーローとして、シリアルの箱に印刷される。フィギュア付きで!」「俺たちは“サンダーボルツ*”だー!!」と映画の中のセリフを叫ぶと、会場は大喝采の拍手に包まれ、マーベル・ギャザリング・ステージは大盛り上がりの中終了した。
過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、超クセ強な無法者チーム“サンダーボルツ*”。
メンバーにはブラック・ウィドウ(ナターシャ)の“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ。悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻し〈サンダーボルツ*〉のまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー。ロシアが生み出したスーパーソルジャーで、ブラック・ウィドウとエレーナの“父”。 「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗り続けているが、現在無職のレッド・ガーディアン/アレクセイ。
かつてキャプテン・アメリカに任命されたものの、その重責に耐えきれずに過ちを犯し、全てを失った元エリート軍人のUSエージェント/ジョン・ウォーカー。ロシアのスパイ機関で洗脳と身体改造を施された「人間兵器」のタスクマスター。幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つ、孤独なスパイゴースト。
過去にアベンジャーズの前に立ちはだかったことのある超個性派たちが一つのチームとなり、新たなバトルの幕を開ける、というストーリーが展開される。
「エンドゲーム」の興奮から7年の時を経て、挑戦と拡張を続けるマーベル・シネマティック・ユニバースが、新たなクライマックスを迎える。ロバート・ダウニー・Jrが、悪の科学者ドクター・ドゥームとしてMCUに電撃復帰。「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」を成功に導いたルッソ兄弟が再びメガホンをとる。
なお、「アベンジャーズ」シリーズなどMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)過去作はディズニープラスで配信中。

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