第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるウェス・アンダーソン監督の最新作「The Phoenician Scheme」(原題)の日本公開が、9月19日に決定。併せて場面写真が披露された。

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今作は、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(21)にも出演したベニチオ・デル・トロを主演に迎え、ケイトウィンスレットの娘で俳優のミア・スレアプレトン、「バービー」(23)でアランを演じたマイケル・セラ、アカデミー賞ノミネート俳優リズ・アーメッドらウェス組初参戦のキャスト、そしてウェス作品 常連となる、トム・ハンクス、スカーレットヨハンソン、ブライアン・クランストンマチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、ルパート・フレンド、ホープ・デイヴィス、そして物語の重要なカギを握る人物にベネディクトカンバーバッチと超豪華キャストが競演し、ウェス・ワールドを盛り上げる。

物語は、デル・トロ演じるヨーロッパの富豪、ザ・ザ・コルダが娘で修道女リーゼル(ミア・スレアプレトン)を後継人に任命したところから始まる。新しいビジネスのための出資を募るため、ヨーロッパを旅する間に様々な事件に巻き込まれていく、というブラックコメディ。物語後半では、カンバーバッチ演じるアンクル・ヌバーとザ・ザ・コルダの決死のバトルも繰り広げられる。

公開された場面写真では、プライベート・ジェットに乗るザ・ザ・コルダ修道女リーゼル、そしてコルダの息子たちの家庭教師、ビョルンの姿が。優雅にくつろいでいるが暗殺者に命を狙われているからか、ザ・ザ・コルダの額には傷跡も見える。9月19日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国で公開。

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