アル・ヒラルが、フルアムのマルコシウバ監督(47)の招へいへ再び動いているようだ。

先日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でアル・アハリに1-3で敗れ、ベスト8敗退となったアル・ヒラル

クラブはその敗戦後にジョルジェ・ジェズス監督(70)との契約解除を発表。現在はアシスタントコーチを務めていたモハメド・アル・シャルフーブ氏が暫定指揮官を務めているが、6月に行われるFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)にも参戦することもあり、後任指揮官の招へいに向けた動きも見せている。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、現在クラブは2023年夏にもオファーを送っていたポルトガル指揮官の招へいの動きを再燃させているという。

現在はトッテナムアンジェ・ポステコグルー監督の後任候補にも挙がるフルアム指揮官だが、6月からのアル・ヒラル新監督就任に向けた交渉が進行中だという。

これまで母国のエストリル、スポルティングCP、オリンピアコスの指揮官を歴任したマルコシウバ監督は、2017年1月にハル・シティの新指揮官に就任。イングランドでのキャリアをスタートすると、ワトフォードエバートンでの指揮を経て、2021年7月からフルアムで指揮を執る。

就任1年目となった2021-22シーズンは、チャンピオンシップ(イングランド2部)で圧倒的な攻撃力を武器に歴史的な快進撃をみせ、優勝と共に1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。また、以降のシーズンもチームは安定した戦績を残し、トップハーフを争う競争力を身に着けている。



サムネイル画像