【MLB】マーリンズ 5—4 ドジャース（5月6日・日本時間7日／マイアミ）
ドジャースの大谷翔平投手がマーリンズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席で2戦連発となる今季10号同点ソロを放った。バックスクリーン裏の特等席でその瞬間を目撃していた少年は、あまりの衝撃に開いた口が塞がらなかったようだ。
まさに“打った瞬間”だった。1-2とドジャースが1点ビハインドの6回、先頭打者として3打席目を迎えた大谷は、2番手ベネジアーノの初球、真ん中寄りのスライダーを迷いなく振り抜くと、打球は綺麗な放物線を描いて右中間スタンド2階席へと吸い込まれていった。ローンデポ・パークの空気を一変させる、圧巻の1発だった。
リプレー映像にはバックネット裏の観客たちの表情も映し出されていた。その中でも一際印象的だったのが、一人の少年のリアクション。大谷が豪快な放物線を描いた瞬間、カメラにひょこっと映り込み、目を大きく見開いて口を“あんぐり”と開けて驚愕の表情を浮かべていた。
まるで“こんなホームランが本当にあるのか”と問いかけているかのようなリアクションが、試合中継を通じて全世界に届けられた。
大谷はこの一打で今季10本塁打10盗塁に到達。幸運な瞬間に少年が見せた驚きの表情は、数字では語れないもうひとつの名場面のようだった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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