沖縄「梅雨」の前兆 警報級大雨つづく 来週はムシ暑さ倍増! 向こう1か月も「高温傾向」【週間~1か月予報】

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きょう10日(土)は、前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら東進しています。

九州や沖縄では、非常に激しい雨が降り、大雨となっている所があります。

きょう午前中に観測した24時間雨量は、
長崎県五島市福江で235.5ミリ、佐世保市で124.5ミリとなっており、
いずれも5月の1位の値を更新しています。

あす11日(日)にかけて、沖縄付近には前線が停滞する予想で、
沖縄地方では、あすにかけて警報級の大雨が長く続く恐れがあります。

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あす11日(日)午前9時までの3時間積算雨量を見てみると、
沖縄本島には紫色の表示があり、
3時間で50ミリを超える雨となる所がありそうです。

沖縄は、まもなく雨のシーズンに突入しますが、
梅雨入りに先立って、あすにかけて大雨による
土砂災害や河川の増水、低地の浸水などに警戒をしてください。

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一方、北日本は低気圧が近づくため、
あす11日(日)にかけて東北の日本海側を中心に
強い西風を伴い雨や雷雨となる恐れがあります。

秋田県山形県の沿岸部や佐渡では、
あす11日(日)にかけて暴風に警戒をしてください。

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あす11日(日)の午後になると、沖縄付近に停滞していた
前線が北上し、西~東日本は再び雨となる所があるでしょう。

前線の北上具合によっては、予想よりも雨が強まったり、
逆に予想よりも全く雨が降らない可能性がありますので
お出掛け前に最新の情報をご確認下さい。

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週明けは次第に天気が回復し、
13日(火)~15日(木)頃は、晴れ間の出る所が多いでしょう。

南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、
全国的に高温傾向となり、ムシ暑さが倍増しそうです。

内陸部では30℃前後まで気温が上がり、
真夏日が続出する可能性があります。

北海道など北日本でも25℃以上の夏日が予想されています。

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さらに、6月にかけてもこの「高温傾向」が続く予想です。

先日、気象庁から発表された最新の1か月予報によると
向こう1か月も全国的に平年より高い予想で、
全域で赤色の表示となっています。

この時期は、まだ暑さに慣れていない時期ですが、
来週からの急な暑さや、今後長く続く暑さに対して、
今から軽い運動をするなど、
汗をかきやすい体づくりをしておくと良さそうです。

沖縄「梅雨」の前兆 警報級大雨つづく 来週はムシ暑さ倍増! 向こう1か月も「高温傾向」【週間~1か月予報】