マセラティ「グレカーレ」新エントリーグレード登場! ボディカラーを刷新して価格は1065万円から

グレカーレに新たなエントリーグレードが登場

マセラティ「グレカーレ」は、「Everyday Exceptional(毎日を特別に)」というブランドコンセプトを体現するSUVです。2025年4月17日、エンジン、インテリア、ボディの各分野においてアップデートを実施し、新たなエントリーグレードの追加設定を発表しました。 このグレードについて、ポイントを押さえて紹介します。

最大11色に拡充して自由度が増したボディカラー展開

マセラティ「グレカーレ」に新たなエントリーグレードが追加設定されたことにより、ラインアップは一層拡充され、専用仕様もより充実した。既存のモデナ、トロフェオ、そして100%電動パワートレインを搭載するフォルゴーレとともに展開される新たなエントリーグレードには名称がつかないため、「グレカーレ」として販売される。

新しいグレカーレは、最高出力300psを発揮する4気筒マイルドハイブリッドエンジンを搭載。20インチダイヤモンドカットホイール、プレミアムレザーのインテリア、12WAY調整式ヒーター付きコンフォートシートなどを装備する。

ボディカラーは刷新され、最大11色の選択肢が用意されている。さらにマセラティ・フォーリセリエ・プログラムを活用することで、さらなるカスタマイズが可能である。

多彩な素材とカラーで個性を演出するインテリア

また新しいグレカーレでは、インテリアのさらなる組み合わせの自由度が加わり、独自のグラフィックやカラー展開も拡大した。シートは全5種類あり「プレミアムレザー・チョコレート」と「スポーツ・リーダー・ブラックブルー」が新たに加わった。さらに、11種類のフォーリセリエ仕様、2種類の標準インテリア、4種類のカスタム仕上げも用意されている。

今回のグレカーレ登場を記念し、マセラティは「グレカーレ・アーバン・ツアー」をイタリア国内で開催する。2025年5月より、トリノ、ローマ、ミラノといった都市の現代美術館やギャラリーにて展示を実施し、「動くアート」として新しいグレカーレを披露する予定である。このプロジェクトを通じて、日常の運転体験を非日常へと昇華させ、洗練された美意識を持つコレクターや愛好家、専門家、そして「美」を愛するすべての人々とのつながりを目指している。

マセラティ グレカーレに新エントリーグレードが登場

AMWノミカタ

今回のグレカーレ・バージョンは既存のモデナ、トロフェオよりパフォーマンスを抑えたベースグレードとなる。これまであったグレカーレGTの「GT」の名称が削除されたモデルと考えてよいであろう。日本での価格は1065万円と、モデナよりも113万円ほど価格が安い。

ベースモデルといいながらも最高出力300ps、最大トルク450Nmを誇る4気筒、2Lのマイルドハイブリッドエンジンを搭載する。日常的なドライブに不足はないであろう。また、2025年モデルで大きく刷新されたのはカラーパレットの拡充である。11色の標準カラーに加えて、フォーリセリエではさらに26色の中からエクステリアカラーを選ぶことができる。

マセラティは先日開催されたオートモビルカウンシルで、3Dコンフィグレーターを順次ディーラーに導入してゆくと発表した。これにより顧客はディーラーで仕様決めの楽しみが広がり、さらにリアルな画像で自身の将来の車をイメージできることになる。マセラティの目指す顧客の特別な体験の幅がさらに広がっていく。

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マセラティ グレカーレ:オレンジデビルのボディが美しいスプリングコレクション