The Texas Chain Saw Massacreの開発スタジオ・Gun Interactiveは5月14日(水)、同作について「ゲームは完成したため、今後一切のコンテンツ提供は実施しない」と公式サイト上で声明を発表した。

これにより、DLC、バランス調整、バグ修正などの提供は終了することが明かされている。ちなみに、これにより、本作を遊べなくなったり、ストアページから削除されたりすることはないという。

The Texas Chain Saw Massacre』は1974年に公開されたトビーフーパー監督の映画『悪魔のいけにえ』を原点とする非対称型マルチプレイ対戦ゲームだ。

作中で4名の生存者は、囚われてしまった家から逃げ隠れしながら脱出しなくてはならない。対して、3人のソーヤー一家は生存者を逃さないこと、つまり全員殺害することが目標だ。「レザーフェイス」、「コック」、「ヒッチハイカー」などのお馴染みの殺人鬼から逃げていく本格的なゲームプレイが楽しめるとして、作品ファンにとどまらず多くのユーザーに遊ばれた。

(画像は『The Texas Chain Saw Massacre』Steamストアページより)
(画像は『The Texas Chain Saw Massacre』Steamストアページより)
(画像は『The Texas Chain Saw Massacre』声明文より)

今回の発表では本作が「夢のプロジェクト」としたうえで、「最大限やれることはやったところまで到達した」とコメントしており、開発後記を語った。

文章の最後には「正直、本作は万人受けはしないかもしれません。しかし、本作の開発ビジョンを理解してくれた皆様、『悪魔のいけにえ』ファンの皆様、本作をプレイしてくれた皆様らの存在が開発のモチベーションに繋がりました。そして最も得意とする“ホラーゲームを制作する準備を整えてくれました。”私たちはこの道を進む以外に考えられません。」と綴っており、最新作を開発中であることを明かした。

今後、最新情報は「Gun」公式Xにて行われるとのことだ。

『The Texas Chain Saw Massacre』声明文はこちら開発元「Gun」公式Xはこちら『The Texas Chain Saw Massacre』Steamストアページはこちら