
芳根京子が主演を務めるドラマ「波うららかに、めおと日和」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)。本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。このたび、芳根と本田響矢にインタビューを実施し、初共演となるお互いの印象についてや、ドラマの見どころを語ってもらった。
【動画】芳根京子“なつ美”と本田響矢“瀧昌”がお互いのほっぺを触り合う「波うららかに、めおと日和」第4話予告映像
■本田響矢「台本を読みながらキュンキュンしました」
――本作は、交際ゼロ日婚から始まる新婚夫婦の甘酸っぱい時間を描くラブコメですね。
芳根:とてもビュアなラブストーリーなので、現代には逆に新鮮に映るのではないかと思っています。夫婦をまるっと愛してくれたらうれしいです。
本田:2人ともウブですよね。台本を読みながらキュンキュンしました。携帯電話がない時代なので、会えたときにはきっと今以上に気持ちがあふれると思うので、そういう瞬間を大切に演じたいです。
――なつ美と瀧昌の魅力は?
芳根:なつ美は常に精いっぱいで、かわいらしくて力強い女性です。
本田:本当にいとおしい存在だと思います。瀧昌のためにあたふたしながらも、動いているなつ美を見ていると、本当に瀧昌のことが好きなんだと伝わってきて。
芳根:瀧昌はギャップがいとおしいなと。なつ美に見せている顔と心の中で思っていることの違いがいいんですよ。見てくださる方は、そのどちらも分かるので、いとおしいの塊だと感じるんじゃないかな?第1話から間違いなく瀧昌の魅力が伝わると思います。
本田:ラブコメは女性があたふたして、男性はカッコいいというのが定番だと思うのですが、本作は瀧昌もあたふたしているんです。そこがこの作品の魅力。2人の掛け合いを大事にしたいです。
■昭和のファッションも見どころ
――着物やレトロなワンピース、軍服など、ファッションも見どころの1つかと思います。
芳根:衣装もすてきで、昭和のフアッションのかわいさを知りました。着物を着てみたいと皆さんに思ってもらえるとうれしいです。
本田:軍服はスーツとは異なり、脇がすごく締まるんです。そのおかげか背筋が伸びて…。当時の海車の方もこんな気持ちで軍服を着ていたのかと新鮮な気持ちを味わっています。あと瀧昌は、げたを履くシーンが多く…げたを履いたことがないので、早く慣れたいです。
――お2人は今回が初共演となりますが、いかがですか?
芳根:本田さんってすごく目が魅力的ですよね。光が入ったときにキラキラして、吸い込まれる瞳をされているなって思いました。
本田:芳根さんもとてもキラキラされています! そしていつも二コニコしていて元気で。芳根さんがいると現場のみんなが笑顔になるので太陽みたいだなと感じています。すごくすてきな現場です。
芳根:うれしい。本田さんはお芝居に対してすごく真摯という印象。一緒になつ美と瀧昌を作っていけるのは本当にうれしいなと。あと、自分でお料理をしたりするんですよね? 私も料理が好きなので、撮影の合間は料理についてお話ができたらと思っています。
■芳根京子「ホッとできる時間をお届けできたら」
――新婚夫婦の大切なひとときが描かれている本作ですが、お2人が日常で大切にしている時間は?
芳根:どんなに遅く帰ってきても入ると決めているお風呂の時間です。入浴剤を選んで湯船に漬かっていると無になれるし至福なんです。
本田:食事です。実は食で我慢することはせず、食べたいと思ったものは食べるようにしています。
芳根:自分の気持ちに寄り添うって大事ですよね。この作品も見ている方がホッとできる時間をお届けできたらと思っています。
◆取材・文/玉置晴子
撮影/藤本和史

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