「捨てられない」性格といえば、すぐに連想するのが「収集癖」。「物を集める癖があって、物が増えてしまう」「物を大事にしすぎて、捨てる決意がつかない」という人がいる一方で、別の意味で「捨てられない系」の夫に悩んでいる人も多いようです。

怒りだけで済むタイプは“まだマシ”?

 その「捨てられない系」というのが、「ゴミを、ゴミ箱に捨てられない」タイプの夫たち。SNSなどでは「鼻をかんだティッシュをダイニングに放置してる。ゴミ箱はすぐ横にあるのに!」「お菓子の袋は食べ終わったら出しっぱなし。いつも私が捨ててる」といった声が少なくないようです。

 しかし、ゴミを放置するタイプは「なんでわざわざ私が捨てなきゃいけないんだ!」という怒りだけで済むので、“まだマシ”なよう。さらに妻をイラつかせるのが、「ペットボトルのゴミを放置する」などの、処理が必要なゴミを放置するタイプ。

キャップを外してパッケージを外して……っていう作業を私がしてあげてる」「ペットボトルのゴミを台所に放置して、私が処理してあげたら『後でやるつもりだった』とか言い出すし、ムカつく!」といった声が多く上がっていました。

 また、捨てられない系の夫の行動で困るのが、「ゴミかどうかよく分からないものを置きっぱなしにしている」という問題。「ゴミだと思って捨てたら大事なレシートだったらしくて、文句を言われた」「何でもかんでも机の上に放置してるから、ゴミかどうか分からなくて手出しができない」などの声があり、妻を困らせているようです。

 対策として「やってあげると調子に乗るから、自分で捨てるまで放置するよ」といった声も多いですが、「仕方ないからゴミ箱を増やして、夫がよくいる場所から捨てやすくした」などの工夫をしている人も。

 中には「完璧すぎると息が詰まる。だらしないくらいがちょうどいいのかも」「夫のゴミを片付ける度に自分にご褒美を買ってるから、逆にうれしい」と、折り合いを付けながらうまく生活している人もいました。

 しかしながら、せめて自分の出したゴミくらいは片付けてほしいもの。「夫のゴミを拾って捨てていると、家政婦になったような気持ちになる」「私は家政婦じゃない」と、日々のストレスや悲痛な思いを吐露する妻もいます。人生のパートナーとして生活を共にしているのですから、相手を思いやる気持ちを忘れずに快適な暮らしを送りたいですね。

「捨てられない系」の夫について、あなたはどう思いますか?

オトナンサー編集部

妻たちを困らせる「捨てられない系」夫とは…?