ゲームクリエイターのイシイジロウ氏は5月18日(日)、同氏が展開する新たなプロジェクト「渋谷実写アドベンチャープロジェクト」について、クラウドファンディング5月28日(水)19時より開始することを発表した。

本プロジェクトは、『428 ~封鎖された渋谷で~』で知られる同氏が総監督、脚本家・北島行徳氏による、渋谷を舞台とした実写アドベンチャーゲームの開発&発売を目指すプロジェクトだ。クラウドファンディング「うぶごえ」にて実施され、プロジェクト終了日の7月25日23時59分までに目標金額を達成する必要があるAll-or-Nothing方式がとられている。

428 ~封鎖された渋谷で~』は、チュンソフトの名作サウンドノベル街 〜運命の交差点〜』の系譜を継ぐ作品として、同社から2008年に発売された実写アドベンチャーゲーム。渋谷で起こった誘拐事件を中心に、プレイヤーの選択によって主人公5人の運命がさまざまに交差する物語が展開される。

本プロジェクトでは、『428』などでも採用されていた“複数の主人公がシンクロし合う物語”という群像劇システムを継承し、実写背景にテキストが展開されるというおなじみの見た目になるという。さらに、キャラクター視点が切り替わるマルチサイト構造も健在とのこと。

また、「面白いシナリオとゲームシステムを第一義にすること」とイシイジロウ氏が語っていたように、本作でも同様の姿勢を貫き、作品の根幹であるシナリオやシステムを最大限に活かす開発を進めていくという。このほか、複数の主人公が互いの物語に影響を与えていく「利他的」なゲームデザインも目標となっている。

なお、プロジェクトの出演者として、『街』の雨宮桂馬役のあらい正和氏、『428』の御法川 実役の北上史欧氏が発表されている。往年の名キャストたちとともに、かつてない熱量で新たなゲーム制作に挑んでいく。

イシイジロウ氏の新作プロジェクト「渋谷実写アドベンチャープロジェクト」は5月28日(水)19時より開始予定だ。

「渋谷実写アドベンチャープロジェクト」クラウドファンディングページはこちらイシイジロウ氏公式Xアカウントはこちら