
ゼロイチファミリア所属のアイドルグループ#よーよーよーの貝賀琴莉が、5月29日(木)の卒業公演をもってグループを卒業する。#よーよーよーは6月6日(金)に新メンバーの新体制お披露目が発表される中、5月6日に開催されたトークイベント「落ちこぼれ大逆襲」の終了後に、卒業を控えた心境や今後の活動について語ってもらった。
■「アイドルをやりきった」人間として成長できて次のステージに進むことを決意
――(取材時は)トークイベント出演ラストの今日でしたね。お疲れさまでした。メンバー同士で突っ込み合ってわちゃわちゃ楽しいイベントでしたね。
ありがとうございます。やっぱり、楽しく終わりたいですからね。
――卒業を発表されてから今、どんなお気持ちで過ごしてますか?
1カ月を切って…だんだんとアイドル生活のラストを意識してきました。今日も最期のトークイベントだったり、「このライブハウス、今回でラストだな」とか思うようになりましたね。卒業公演に来られないっていう方もいらっしゃって、「今日が会えるのが最後なんだよ」って言われたりすることも増えてきて、いよいよアイドル生活の卒業を実感じ始めているところです。
――ひょっとしたらライブでこの曲をやるの最後じゃないかな、とか、いろいろな「ラスト」を意識しちゃいそうですね。
はい。そういう気持ちはありますね。
――卒業を決めたきっかけはあるんでしょうか。
そうですね、3年と少しアイドルをやらせていただいてて。自分なりに「アイドルをやりきった」と思えました。TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)や@JAM EXPOのような大きなイベントやいろいろなライブに出させていただいて。人として成長もできたなって思っています。
最初デビューする前は本当に喋れなくて、インタビューの取材でももう見返したくないくらい「はい」「いいえ」「そうですね」しか言えなかったんですよ(笑)。今はたくさんの方と仕事で関わることになって、話せるようになりました。
――今日のイベントでも立派にMCをされていました(笑)
はい。トークができるようになって、そこが一番成長したなって感じています。久しぶりに会うマネージャーさんとかだと、「明るくなったね」とか、言ってもらえるようになりました。
■これからの#よーよーよーに期待、新メンバーへのメッセージは「負けないで」
――アイドルの3年間の活動で一番心に残ってることは何でしたか?自分を変えてくれたなっていう出来事、印象的なことなどありますか?
デビューライブですね。本当はデビューステージを覚えていたかったんですけど。もう…緊張しすぎていて、「記憶がない」ということを覚えてます(笑)。ステージ上での記憶が本当になくて、6曲を披露していたはずなのにステージに立った時間が“一瞬”でした。当時は、「踊るのってこんな大変なんだ」と思いました。
――アイドルとして過ごした3年間はどうでしたか?
私は当初、モデルのお仕事がしたくてこの世界に入ったんです。アイドルは全然考えていなかったんですけれど、やってみて良かったなって思います。元々は人前に出るの苦手で、ちっちゃい頃から学校の発表でも声が震えちゃうタイプで、赤面症なんです。今でもたまに初めての方とお話しする時、ちょっと赤面しちゃう時とかあるんですけど。ま、そこがだいぶ緩和されました。そのほかにも、いろいろと人間として成長できたと思います。
――5月29日(木)の卒業公演が控えてますけれども、どんなライブにしたいですか?今の想いを聞かせてください。
アイドルは卒業してしまうのですが、私は楽しい気持ちで卒業を迎えたくて、悲しい公演にしたくないですね。実は、お家で寝る前とかちょっと考えちゃって、泣いてしまうこともあったんですが、楽しく終わりたいので、私も泣かないように頑張って挑みます。6月6日には新体制発表を予定していますが、新メンバーにもちゃんとバトンを渡せるような場にできたらいいなって思います。
――これからお披露目となる、新メンバーたちへのメッセージは?
アイドルって思ってるよりも過酷だと思うんです。私は気軽にアイドルを始めてしまったんですけれど、こんなに大変なんだって思ってなくって。アイドルは、いろいろな声を聞いたり目にしたり、うまくいかずに泣いてしまう日はどうしてもあると思うんですよ。でも、本当にその声って一部だから、ネガティブな声に惑わされないで、「応援してくださる方」「メンバー」「マネージャーさん」の声を信じて頑張っていってほしいなって思います。だからどうか負けないでほしいですね。
――これからの#よーよーよーに期待することは?
やっぱり今よりも大きくなってほしいです。大きいフェスのメインステージに立てるようなアイドルになってほしい。私が卒業した後の新体制、#よーよーよーとしては大きな節目だと思っています。みんなにはこれを機にもっとブーストかけて頑張ってほしいです。これからの#よーよーよーに私も期待しています。
――では、「#よーよーよー」がもっと大きくなるためには何が必要だと思いますか?
みんな可愛くて…ビジュアルもいいじゃないですか。衣装も可愛くって…だから何が足りないんだろうってちょっと自分でも不思議なんですよね。正解がないものだから、そこがアイドルの難しいところであり、やりがいがあるところだって思いますね。
■“顔面”が貝賀琴莉の武器!モデルとしての活動は「不安もあるけれどワクワク」
――今後の活動について教えてください。
元々芸能界を目指したきっかけがモデルになりたいという思いだったので、雑誌に載ったりやランウェイとか歩いてみたいですね。お芝居はまだちょっと苦手意識があるんですけど、でも先日、演技指導で褒めていただいて自信がちょこっとだけつきました。芝居のお仕事はやりたいなと思ってるんですけれど、もうちょっと経験を積んで挑戦したいなと思います。
――モデルとしての強みやチャームポイントは?
顔面! 顔面が一番の武器と思っています。
――言い切る感じが素晴らしいです(笑)。それもアイドルの経験で培ったものかもしれませんね。
ありがとうございます。でも何か特徴や武器が欲しいんですけど、探してます。最近趣味を探してまして、行き着いたのが「かき氷」です。かき氷マニアとして、最近いろいろな店に行っていますが最近は暖かい季節になって、お店が混みだしてきました(笑)。あとは、お仕事にもさせていただいてる「ゴルフ」も武器ですね。BS10さんの「Go!Go!ゴルフ女子」という番組にメンバーとして出演させていただいています。
――すごく明るい卒業インタビューになりました。今の気持ちは次に向かってメラメラ燃えてる感じですか?
これからはアイドルという肩書がなくなって、ただの貝賀琴莉になる不安もあるんですけれど、今まで挑戦できなかったことにもどんどん挑戦できるのでワクワクもあります。雑誌でモデルのお仕事も引き続きやっていきます!
――最後に、アイドル・貝賀琴莉を応援してくれていたファンの方にメッセ―ジはありますか?
自分では塩対応キャラやってるつもりじゃないんですけど…それが根付いてしまって。ファンの方が手で作ってくれるハートをチョップで割ってます(笑)。そういうキャラになっちゃったんですが、でも割るの楽しいんですよ(笑)。だから、塩対応は続けていきたいなって思っています。これからも応援よろしくお願いします!

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