
芳根京子が主演し、本田響矢が共演するドラマ「波うららかに、めおと日和」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第5話が5月22日に放送。瀧昌(本田)となつ美(芳根)のやりとりに「かわいい!」といった声が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
西香はちによる同名コミックが原作の本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。
主人公の江端なつ美は、桜咲く春の季節、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、旦那不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。
携帯もない時代、戦前の日本で暮らす恋愛に不慣れな男女二人の結婚から始まる恋。ういういしくもじれったい夫婦生活の中で何気ない日常から幸せやいとおしさを感じ、少しずつ距離を縮めていく…といったストーリーだ。
■瀧昌の帰りを喜ぶ
なつ美が、とある海軍士官の妻から艦が沈んだと聞くというショッキングなラストを迎えた前回。しかしそれは、瀧昌の艦の話ではなく、過去に起こった事故だという。
そんな矢先、瀧昌から「明後日帰る」旨を記したと電報が。この知らせに喜ぶも、なつ美はタイミング悪く風邪をひいて寝込んでしまうのであった。
その後、郁子(和久井映見)の看病により熱は下がるが、瀧昌が帰宅する日になっても喉の調子が悪く、声が出ない。そこで、なつ美は家を訪ねてきた芙美子(山本舞香)に会話の間を取り持ってほしいと頼む。
■初めてのケンカの終焉はまさかの展開
しかし、瀧昌は夜遅い時間になっても帰ってこない。
これには「事故に遭ったのではないか」と不安になるなつ美。すると、びっくりするくらい泥酔した瀧昌と、彼を支える同僚・深見(小関裕太)がやってくるのであった。これには怒ったなつ美、瀧昌を涙目で玄関の外に押し出し、そのまま戸を閉めてしまう。
そして、翌日、瀧昌が謝罪すると、間を取り持った芙美子が必要以上に言い返す始末。これにはまさかの深見が応戦し、なぜかなつ美と瀧昌ではなく、深見と芙美子が口喧嘩するような形になるのであった。
その後、なつ美は、まだ声が出せないからと瀧昌の左手をとり、指で彼の手のひらにゆっくりと「おかえりなさい」と文字を書く。これを見て瀧昌は「ただいま」と微笑みかけるだが、そこの2人の空気感が相変わらず絶妙でかわいらしい。SNSでも「かわいい!」「瀧なつ尊すぎる!」との声が上がった。
■意外な2人が急展開
しかし、この日のことがきっかけで、深見と芙美子は急接近。
2人で喫茶に行く展開になった際、なぜかなつ美と瀧昌は学生服を着て変装し、2人のやりとりを遠くから見守ることに。果たして深見と芙美子は恋仲へと発展するのか。6話以降も見逃せない。
◆文=於ありさ

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