
【MLB】メッツ 5—7 ドジャース(5月23日・日本時間24日/ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でメッツ戦に先発出場して5打数1安打、1四球だった。この日は試合前からの雨が途中で強まり、およそ1時間35分の中断に。その後も雨が降る中でのゲームの中、ドジャースは13回まで続いた延長タイブレークを制している。
今季の大谷はこの試合前までに48試合に出場し、194打数59安打、17本塁打、31打点、11盗塁、打率.304、出塁率.398、長打率.655、OPS1.053の成績を残している。中でも5月に入り好調で、20試合、96打数、27安打、10本塁打、21打点、3盗塁、打率.325、出塁率.406、長打率.795、OPS1.201と驚異的な数字を残している。
この日はエンゼルス時代の同僚だったキャニングと対戦。通算では3打数無安打、1三振に抑えられている。雨天の中で迎えた初回の第1打席、カウント2ー2から6球目のスライダーにバットを出していくも、当てただけのバッティングとなりピッチャーゴロに倒れた。
3回には1死一塁で第2打席が回ってくるが、ここは四球で出塁した。するとベッツの打席でメッツのセンターを務めるテーラーとライトのソトが交錯してボールをお手玉。ランナーのコンフォートと大谷が揃ってタッチアップすると、捕球したタイミングが微妙だったため、メッツ側からタッチアップのスタートが早かったとしてチャレンジが行われた。しかし、野球規則には飛球は最初の野手に触れた瞬間に野手がスタートできると定められており判定は覆らずに進塁が認められる一幕があった。
直後に雨足が強まり、およそ1時間35分の中断を挟んで試合は再開。大谷は4回の第4打席は空振り三振に倒れ、6回の第4打席は初球を打ち損じてファーストゴロとなった。しかし9回の第5打席でライト前にこの日初ヒットを放っている。迎えたベッツの打席では盗塁を仕掛けたがここはアウトとなった。延長に入って回ってきた12回の第5打席はライトフライに終わるも、ランナーをサードに進めることに成功。しかし後続が続かず勝ち越すことはできなかった。
なおドジャースは、中断明けの3回にスミスとテオスカー・ヘルナンデスが連続タイムリー。5回にもマンシーとパヘスの連続タイムリーで突き放した。一方、18年連続の白星を目指したレジェンド左腕のカーショーだったが、長期中断により2回無安打、1奪三振、1四球、無失点の内容で降板となった。その後は中継ぎ陣が踏ん張るも9回に守護神スコットがまさかの連打を浴びて同点となりタイブレークに突入した。すると13回、T・ヘルナンデスのタイムリーでついに勝ち越し。このリードを守って勝利した。
なお、試合終了は日を跨ぎ現地24日に。ドジャースは同5月3日のブレーブス戦以来今季2度目の日跨ぎ試合となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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