
町田啓太主演のドラマ9「失踪人捜索班 消えた真実」(毎週金曜夜9:00-9:54、テレ東系/Lemino・TVerにて配信)。5月30日に放送された第7話では、事件に関与している警察関係者の正体が判明し視聴者に衝撃が走った。城崎(町田)や笹塚(小泉孝太郎)が決定的な現場に踏み込んだラストシーンには「かっこいい!」「もはやアベンジャーズ!」の歓声も…。6月6日(金)放送の最終回を前に、核心に迫った第7話の見どころを振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
■恵子の失踪は大きな闇に続く入り口だった
「失踪人捜索班―」は、元警視庁捜査一課の刑事・城崎達彦が、失踪した妻・恵子(泉里香)を捜して奔走することから始まるストーリーを完全オリジナル脚本で描くサスペンス・エンターテインメント。
一向に動こうとしない警察を辞職し、独自で恵子の行方を追うことに決めた城崎は、ITや人捜しのプロフェッショナルを集めて探偵「失踪人捜索班」を結成。捜査一課時代のバディ・笹塚晋平の力も借りながら活動を続け、4話ラストでついに恵子を保護した。
だが、一連の事件はまだ終わりではなかった。城崎たちは、恵子の亡くなった先輩記者・深町克英(小久保寿人)が追っていた警備会社「オリンポス警備保障」社員・内藤正義(坪倉由幸)の死の真相と、一連の事件に関与していると思われる長瀬孝蔵社長(西岡徳馬)の闇に迫っていく。
■カギを握る望月朋美に接触するが…
第7話で城崎たちは、チームを裏切ったかに見えた清水(菅生新樹)が置かれた本当の状況を把握。笹塚が警察のリソースを使って清水の居場所を特定するが、踏み込んだ時にはすでに清水は別の場所に連れ去られた後だった。一方、恵子と凛子(武田玲奈)は、元「オリンポス警備保障」社員でボイスレコーダーの音声について知っているらしい女性・望月朋美(古畑星夏)との接触に成功する。
警察内部では、笹塚が大崎刑事部長(津田寛治)を味方につけ、奥澤捜査一課長(高橋克実)の闇を暴こうとする。長瀬とつながっている警察関係者はやはり奥澤なのか…。そんな中、長瀬が急きょスケジュールをキャンセルしプライベートで料亭へ。奥澤と密会するのでは、と現場で張り込んでいた城崎と笹塚のもとに突然、奥澤が現れる――という展開だった。
■踏み込む城崎たちに「カッコ良すぎ」
料亭で長瀬が会っていたのは、笹塚が信頼してすべてを話した大崎刑事部長だった。このどんでん返しに視聴者からは「完全に騙された」「闇が深すぎる…」といったショックの声が続出。
そして、奥澤からすべてを聞いた城崎と笹塚が、3人で長瀬と大崎の密会現場に踏み込む場面では「捜査一課3羽がらすのそろい踏みカッコ良すぎ」「もはやアベンジャーズ!」の声でにぎわった。だが一方で「本当に大崎さんがグルなの? 大崎さんも長瀬を捜査してるんじゃ…」「もう誰が味方かわからない!」の声も上がる。
“一枚岩”となって大きな闇に向き合う城崎と仲間たちにたくさんのエールが送られた第7話に続き、6月6日(金)に放送される最終回では、すべての謎が明かされる。チームが追うのは、すべての事件の始まりである内藤の死の真相を突き止めること、そして清水を無事に救出すること。公開されている予告動画でも、城崎たちチームのメンバーが少しずつ長瀬に迫っていく様子が確認できる。
「全員怪しい!」の声も上がった本格サスペンス「失踪人捜索班 消えた真実」。最終回まで目が離せない展開が続きそうだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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