“昔ながらのママ像”にとらわれず、自分らしさを模索する「いろんな界隈のママたち」の生き方や子育てを“覗き見”しながら、令和に生きる多様なママたちの日常に共感と肯定を届けるバラエティ番組『秘密のママ園』(ABEMA)が、6月1日よりレギュラー放送されることが決定。本番組では、滝沢眞規子・近藤千尋・峯岸みなみがママ目線で本音を語り合い、多様な価値観を持つママたちに寄り添っている。

参考:【写真】夫婦のお財布事情について明かす峯岸みなみ・北原里英・西野未姫

 本稿では、第5話の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるのでご注意いただきたい。

 今回の『秘密のママ園』は、セックスレス特集からスタート。ラブライフアドバイザー・OlivrA氏が、「ここだけの話 絶対に挫折しないセックスタスク化マニュアル4つのルール」を紹介すると、“セックスロマン派”の峯岸みなみと、“セックスリアル主義”の滝沢眞規子の意見が対立。峯岸の「義務みたいになるのは……。付き合ってる時みたいに自然にイチャイチャして始めたい」という意見を、「(子どもを産んでから)ドラマとか映画みたいなムードなんかあるわけないじゃんね!」とバッサリ斬る滝沢。専門家たちも、「夫婦になってからのセックスは、フレンチのフルコースではなく、毎日食べるおにぎりやお味噌汁みたいな感覚」と滝沢の意見に賛同していた。

 また、興味深かったのが、一級建築士・船渡亮氏による「レスにならない間取り講座」。船渡氏は学生時代に、設計図を教授に見せた時、「これ、夫婦でどこでセックスするの?」と問われたことで、レスにならない間取り作りを意識するようになったと言う。この講座で、「子育て世代の90パーセント以上が、間取りでセックスを諦めている」「令和の家は昭和の家に比べてレスに陥りやすい」という情報を得た新山千春は、「最近、引越し先を決めちゃったんだけど、先生に見てもらえば良かった……!」としょんぼり。ちょうど、家を建てることを考えている峯岸は、「(レスにならないように)寝室の真横に浴室があっても、笑わないでくださいね!」と言い、スタジオ陣を笑わせていた。

 そして、『のぞき見! 隣のママ』では、峯岸・北原里英西野未姫による“元AKB48の新米ママ友会”が開催。かつてのアイドル仲間たちは、ママ友として絆を深められる? をテーマに、赤裸々な会話が繰り広げられていた。スタジオ陣からも「羨ましい」「いいなぁ」と羨望の眼差しを向けられていたのが、現在6ヶ月の娘を育てる北原による“お下がりエピソード”。なんと、北原の娘が使っているベビーカーや抱っこ紐は、小栗旬 & 山田優夫妻からのお下がりらしく、「洋服もたくさんもらっている」らしい。

 また、3人は金銭的な問題についても真剣に話し合っていた。まず、北原は基本は別々の財布だが、結婚をきっかけに共通カードを作ったようで、そのカードの残高が減ってきたと思ったら、それぞれ同じ額を補充していると言う。そして、31歳年上の山本圭壱と結婚した西野は、「自分は収入を言っているけど、相手のは知らない」と言いつつ、積み立ての死亡保険には一緒に入っているらしい。「わたしが死んだら、あなたにお金が入るよって言ってる。だって、けー(=山本の呼称)だけ入れたら、なんか死亡保険狙いの女見たいじゃん」と言うと、すかさず峯岸が「ならない、ならない!」とツッコミを入れていた。

 そして、『ママも恋してイイですか? 特別編』では、矢口真里の元夫・中村昌也と、モデルのふうかの“1泊2日宮古島デート”最終日の模様が描かれた。プランを任された中村は、マンゴーカフェをチョイス。初デートで行ったいちご狩りの時と同じように、ふうかと一緒にフルーツを楽しみたいと思ったらしい。ここで、郵送できるキーツマンゴーを注文して、ふうかの息子たちへの気遣いも忘れないところが、さすが中村である。ふうかと別れたあと、中村は「いいな。やっぱ、好きだなぁ」とつぶやいていた。一方のふうかは、「わたしにとって、付き合うってすごいハードルが高いもので、徐々に徐々にそのハードルに近づいていかないと無理なんですけど、だいぶ進んだのかなってイメージ」と話している。この2人、最終的にはどうなるのか。また幸せなデートシーンが見られることを願っている。

(文=菜本かな)

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