プロ野球オリックス・バファローズ廣岡大志選手の試合中のプレーをきっかけに、一部でバッシングを受けていた実家の「広岡精肉店」(大阪市阿倍野区)が6月10日、公式インスタグラムを更新。

Googleマップの口コミに発生した「荒らし」行為について言及するとともに、SNSで広がっている多くの応援や来店に対して感謝をつづった。

⚫︎危険なプレー以降、店に低評価が続出

廣岡選手は、6月6日の阪神戦9回表、一塁から二塁に向かってスライディングをしたところ、ショートの選手と接触。守備妨害を宣告されたうえ危険な行為として警告を受けていた。

この日以降、廣岡選手の実家である「広岡精肉店」のGoogleマップの口コミには低評価が殺到。「息子さんの人間性を見る限り多分不味いです」「野球ってこと知らなそう」など、店そのものの評価とは関係ない「荒らし」のようなコメントも相次いだ。

一連の騒動について、店は「この度、Google等でお騒がせしておりますが、原因についてのコメントは差し控えさせていただきます」とするにとどめた。

⚫︎店の味を絶賛する声も相次ぐ

一方で、今回の騒動以降、SNSでは「気にせずに頑張ってほしい」「応援しています」などのほか、コロッケメンチカツなどを食べた客が「大阪来るたびに食べたくなるレベル」「こんな旨いコロッケ初めて」など、その味を絶賛するコメントも続出している。

このことについて、店は「多くの応援メッセージや直接ご来店いただき、あたたかいお言葉、激励をいただきました。大変うれしく感謝感謝でございます」と謝意を示した。

そのうえで「私達に出来る事はお客様に喜んでもらえるよう、美味しいものより良いものをお届けすることしかありません」とし、「今回の事は私達全社員、胸熱く感動させて頂きました」と結んだ。

「多分まずい」荒らし続出、オリ選手"実家"精肉店が沈黙破る「応援に感謝」危険プレーの余波